自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

都心の高齢化

2009-08-02 09:53:24 | 国際・政治・社会・経済

駅が近く、コンビニ・スーパーなどもある地域(つまり都心部)は動く量が少なく、病院なども近隣、役所も駅に近い場所が多いため、高齢者は都心に回帰しているというのは本当か?

たとえば赤羽駅に近い東京都北区桐ヶ丘一丁目(51%が65以上で4800人)

⇒高齢者相談窓口にくる相談件数は年10000件を超え、単身世帯は4割を超える。

09/08/02 日本経済新聞朝刊 一面「老いる都市」 より。

人口動態がわかっていながら、高齢社会・少子社会における問題に本質解を出してこなかった報いがこれから訪れようとしている。

これを放置しておくと20~40代と60~70代の''生活''における対立は増していってしまうだろう。記事にもそのジレンマが記述されている。

 安全性における感覚は40代以下と60代以上では誰が考えたって異なる。これからは60代以上の安全性にベクトルを合わせていくべきだろうが、ここに負債だらけの財政問題が姿を現す。徐々にだが着実に身動きがとれない社会になっていく。都市のインフラ(生活基盤・・上下水、電気、ガス、道路など公共財)の老朽化も進行している問題もある。

考えれば考えるほど恐ろしい問題なので誰もあまり真剣に考えてこなかったのだろうか。

マニフェストにも都市の高齢問題に正面から触れる記述は見当たらない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。