高槻市の風物詩の一つ、春よ呼ぶ「鵜殿のヨシ原焼き」が行われました。毎年この時期に行われている。高槻市東部、道鵜町から上牧までの淀川河川敷約30ヘクタールはヨシの群生地で知られています。このヨシ原焼きは、淀川の自然、文化、伝統を守り、ヨシ原の保全・害草・害虫駆除、不慮の火災の防止等を目的として行われるものです。このヨシも昔は淀川流域に広く分布していましたが、ヨシの利用の減少、環境の変化、河川敷の整備などで年々少なくなっています。ただヨシはその用途の他に、水辺の浄化作用、動植物の生態系に重要な役割を持っています。現在も保全活動が行われています。