気ままに撮り歩き

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瀬田公園のセリバオウレン(芹葉黄連)その1

2024年02月17日 | 山野草

(Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sで撮影)

 

そろそろ里山では春の山野草が咲き始める頃、昨年は20日に出かけた瀬田公園でしたが、

この暖冬ならもうセリバオウレン(芹葉黄連)が咲いているかも?と考えて、天気の良かった13日に出かけてみました。

駐車場から少し歩くと数人のご婦人方のグループに遭遇、「セリバオウレンはどうでしたか?」と聞いてみると、

「もうたくさん咲いてましたよ」と教えていただきました。

やはり今年は開花が早かったようで、1週間早く来て正解でした。

使いもしないレンズを入れたカメラリュックは相変わらず重たくて、急いで里山を登っていくと撮影までに汗が滲んできました(笑)

本当にこれが2月の気候か?と信じられないような陽気で、今年は桜の開花も相当早くなるかも知れませんね。

今日からは瀬田公園のセリバオウレンを何回かに分けて紹介します。

 

この日もZ9とD4Sを持って出かけましたが、D4Sではそんなに枚数は撮りませんでした。

初めにD4SとAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRでの撮影分を紹介します。

 

 

 

芹葉黄連(セリバオウレン) 

キンポウゲ科  オウレン属  花期:2~3月 分布:本州と四国の樹林下


セリバオウレンは、オウレン(キクバオウレン)の変種であり、太平洋側や西日本に広く分布する日本固有種です。

複葉を構成している1つ1つの小葉がセリの葉っぱに似ていることが、名前の由来になっています。

2月頃開花する直径1cmほどの花には、両性花、雄花、雌花があります。

萼片と雄しべは白く、雌しべは紫褐色もしくは緑色であり、多様性がある白花です。

根茎を乾燥したものは生薬「黄連」として漢方薬の材料になります。

ベルベリン(アルカロイド)という成分が含まれおり、消炎、止血、精神不安などの効能があります。

 

 

ハナミョウガの実

 

 

 

 

 

ここからはZ9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでの撮影分です。

 

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花茗荷の実は、緑の中に鮮やかな赤が際立ちます。

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次回に続きます

 

今日は今津へ座禅草を見に行ってきました。

座禅草は1番の見頃だったのですが、全く雪がなくて少し残念でした。

(その様子はまた後日にアップします。)

 

撮影日 2024年2月13日

撮影地 瀬田公園(大津市一里山)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    Nikon D4S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR



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2 コメント

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春を告げる 白い妖精 (フォレストリリー)
2024-02-18 02:00:03
おはようございます。
セツブンソウや オウレン類の 白い花たちは
真っ先に 春の到来を 告げてくれますね。
私も 府立植物園 で 2月10日 開園 朝いちに入園して
セツブンソウと セリバオウレンなどを
見てきました。
枯葉色の 地面から 可憐な 白い花を 咲かせている姿は 清々しさに あふれていますね。
ヒュウガオウレン と フクジュソウも 咲き   フキノトウも 顔を出していました。

府立植物園では 今年は セツブンソウが
咲きはじめるのが
例年より だいぶ 遅かったです。
園のHPでは 「 今年の暖冬が 休眠打破に   逆に 影響したのかもしれない 」 と 。
植物も そんな 変化を 見せている 地球の 温暖化、沸騰化 を 実感し
また 夏が来るのが 今から 本当に 恐ろしいです。
私地域 京都市南部では 今冬は 一度も 降雪なし、雪を見ずの 冬でした。
数十年 住んできて 一度も 降雪なし というのは 今まで なかったことです。
ザゼンソウ は やっぱり 雪の中にあってこそ 絵になる植物 ですよね。

今日18日は 京都マラソンが 開催され 、府立植物園の 園内も
その コースに なっていて 中継地点もあり、ランナーが 走り抜けます。
今日は 入園無料で 大混雑しそうなので
行くのはやめて テレビ中継を見ることにします。
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フォレストリリーさんへ (takayan)
2024-02-18 13:19:11
こんにちは。
一足早く春の訪れを告げてくれるオウレンや節分草は、本当にかわいい花ですね。
府立植物園の写真見せてもらいました。
日向黄蓮がとても可愛かったです。
温暖化によって自然のサイクルが狂ってきているようで、
これから先には日本の四季も無くなってくるのでは?と心配になりますね。
暖冬なら春の花の開花が早くなるとばかり思ってましたが、
咲く時期を狂わせる原因にもなっているのは驚きです。
10年後の日本の夏はどうなっているのか?考えるだけでも怖くなります。
こちらでは屋根が白くなる程度の降雪はありましたが、
昔に比べれば本当に雪が降らなくなっています。
京都市の南部では、この冬は降雪がなかったのですね。
昨日は毎年の恒例行事とも言える今津の座禅草の撮影に出かけましたが、
全く雪がなくて少しがっかりでした。
その後にビラデスト今津へ上がったのですが、
手前の雪道でスタックしてしまって抜け出すのに難儀しました。
下は雪がなくても、やはり山には雪が残ってました。
今日の京都マラソンは暖かくて走り辛かったのではと思います。
植物園にも行きたいのですが、梅の1番の見頃に、
お天気があまり良くない日が続きそです。
いつもありがとうございます。
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