高井良ゼミナール

高井良ゼミナールのblogですー

毎週、定期的に更新していきますのでお楽しみに!

2024年度高井良ゼミ 第13回

2024-07-08 12:20:30 | ゼミ日記

皆さん、こんにちは!

高井良ゼミのたかいらです。

まだ梅雨の時候とは信じられないほどの猛暑のなか、

お元気でお過ごしでしょうか?

前期のゼミも今回を含めてあと3回、暑さとのたたかいになりそうですが、

ラストスパート、がんばっていきたいと思います。

さて、ゼミでは、お互いの一週間の話に耳を澄ませたあと、スターターは早4巡目となり、

お気に入りの曲を紹介するコーナーとなりました。

このコーナーは紹介するのも、紹介してもらうのも、いつも楽しみなのですが、

私が今年聴いてもらったのは、カーペンターズの名曲「青春の輝き」です。

カレンが最も好きだった曲と言われている、この曲の英語のタイトルは、

「I need to be in love」です。完璧な歌声を持ちながらも、すべてに完璧を求めて、

若くしてこの世を去ったカレンの心を歌っているような、この曲の歌詞は、

とてもせつないものがあります。

それでも、こんなにみんなに愛され続けている素敵な曲を残してくれたことに、

感謝の気持ちでいっぱいになります。

ゼミ生のうち、「青春の輝き」を聴いたことがあったのは1名のみで、

2年生の2名は初めて聴いたとのことでした。「青春の輝き」の真っ只中を

生きている彼・彼女たちの心に、この曲が響いたら、嬉しいです。

さて、今日のメインテーマは、「インタビューの理論」と「韓国の歴史」、

先に「韓国の歴史」をササッと終えようとしたのですが、う~ん、私の

話があっちにいったり、こっちにいったり、ものすごく長くなってしまい、

う~ん、反省することしきりです。

ゼミ生からさまざまな質問が出てきて、日本史、世界史の学び直しになり、

「韓国の歴史」を学んでいたはずが、いつしか日本という国は一体どのような

国なのかという話になり、ゼミを一時間延長した挙げ句に、「韓国の歴史」は、

日本による韓国併合前までしか進まなかったという次第になりました。

学生の質問の切り口に、感銘するとともに、韓国を学ぶということは、日本を

識ることであるということに気づかされました。

9月の韓国ゼミ研修が、実りあるものになるように、ゼミ生たちとともに、

私も、韓国の歴史と教育をより深く学んでいきたいと思っております。

次回のゼミでは、「韓国の歴史」を終えて、韓国ゼミ研修のスケジュールづくり、

そして、「インタビューの理論」まで、がんばっていきたいところです。

I know I’ve wasted too much time. (「青春の輝き」より)

ゼミの時間、これまで13回もありましたが、あと2回となって、

まさしくラストスパートとなっております。

次回は、小峰さんのお気に入りの曲、楽しみです!

それでは、尋常ならざる暑さのなか、くれぐれもご自愛ください。

今日のこの辺で。

 


2024年高井良ゼミ 第12回

2024-07-04 10:45:37 | 日記

皆様いかがお過ごしでしょうか?

石塚です!

もう早いこと前期が終わりそうで最終課題やテストに向けて準備を始めるところです。

最近は30℃越えの日も出てきて蒸し暑い日が続いています、、、

夏バテしないように水分補給等々していきましょう!!

 

6月27日のゼミの流れは以下の通りです。

①ゼミ生の一週間

②本日のstarter

③インタビューの実践と振り返り

 

ゼミ生での一週間では先日行われた海外研修に向けた危機管理セミナーについても触れました。

あっというまで海外研修が近づいてきてわくわくとする気持ちと初めての海外という一抹の不安を抱えています。

海外では文化が違うため、食が舌に合わなかったり、知らず知らずのうちに失礼なことをしてしまったりしてしまうこともあるかもしれません。それだけなら少々のトラブルで済むかもしれませんが法律も違うので当たり前に日本でやっていることが犯罪行為に該当して大きなトラブルにつながることもあります。事前に行く国について知っておくことが大切なのだと思いました!

様々勉強することも大事ですが、肩肘張りすぎないようにもしたいです!

おいしそうなご飯とかを調べて思いを馳せるのも楽しいですね!

 

今回のstarterではお気に入りの本を紹介させていただきました。

私が紹介したのは『妖怪アパートの幽雅な日常』という本です!

こちらの本は私が人生のバイブルにしている本で何かに悩んだらこの本でヒントをもらうくらい愛読しています。

始めてこの作品に出会ったのは中学生の頃でたまたまアニメがやっていました。そこからハマって中学校の図書館に小説版がおいてあり、図書館においてある分はすぐに読み終わってしまいました。そこから現在漫画版を収集しています。何年間もこの作品には助けられました。

この作品では「決断」が描かれています。主人公やその他、個性豊かなキャラクター全員が大切にしているものがあり、大切なものを守るための決断をしています。その決断をするシーンが細かく描写してあるところが魅力です。

またタイトルに妖怪とある通り、この作品には妖怪が登場します。妖怪たちは何百年、何千年と生きていて、その年数を感じさせる考え方、感じ方をしていて、そこも魅力です!

ぜひ皆さんも『妖怪アパートの幽雅な日常』漫画、アニメ、小説ありますので、機会があれば是非!

 

続いてインタビューと実践の振り返りです。

インタビューをしてみて、聞きたいことが多すぎて時間がいくらあっても足りないように感じました。

話をしているときに、「この時はどうだったのかな」や「これもっと深堀りしたいな」と思う箇所が多く2回を通して半分も聞くことができませんでした。

なのである程度、話を切る必要があると思いました。時間は有限なので限られた時間を有効に活用するために話を切り上げて次の話題に進むことも考えようと思います!

 

来週はテキストを読んでインタビューについて学んでいきます。

それではまた来週お会いしましょう!


2024年高井良ゼミ 第11回

2024-06-21 23:46:26 | 日記

皆さんこんにちは!

高井良ゼミの岩木です。

6月20日のゼミの流れは以下の通りです。

 

①ゼミ生の一週間

②Starter

③インタビューの実践と振り返り

 

今回のStarterは前回に引き続きお気に入りの本の紹介でした。

私は京極夏彦さんの「鉄鼠の檻」という本を紹介させていただきました。

この本は「百鬼夜行シリーズ」の第4作目の作品で、箱根の寺を舞台に起こる連続僧侶殺害事件を描いたミステリー小説です。

事件の真相と明かされていく寺の謎、読めば読むほど深いなと感じます。

写真からもわかるように、とにかく分厚い!

読む隕石と呼ばれる本で、ゼミでも驚かれました。

皆さんも、是非時間のある時に読んでみてください。

また、東京では24日までミュージカルも上演されているので是非!

 

さて、本日のメインは「インタビューの実践と振り返り」ということで、小峰さんと石塚さん、高井良先生と私という二つのペアに分かれて実際にインタビューを行いました。

 

初めてインタビューを実践し、細かいところまで逃さず聞くことや主役は相手であることを忘れないことの重要性。話を引き出して相手が気持ちよく話せるようにするための聞き方などを学びました。インタビューを実際に行わないと分からないことも多く、特に、生い立ちがこれからの歩みに大きく影響していて、ここをしっかり聞くことでより深く知ることが可能になると気付くことができました。インタビューを行う際には今回学んだ部分を意識していきたいと思います。

今回もとても充実した時間を過ごすことができました。

 

来週は今回のインタビューの実践の続きと、インタビューの方法についてのテキストを読み、さらにインタビューについて学びます。

 

気温差が激しく、天気も安定しない日が続いていますので、体調を崩さないように皆さんもお気をつけて!

では、また来週!


2024年高井良ゼミナール 第10回

2024-06-20 10:47:16 | 日記

みなさんこんにちは☺️

3年小峰です。

暑くなってきましたね、、そろそろ夏本番!みなさん水分補給しっかりしてくださいね。

 

6月13日のゼミの流れは以下の通りでした。

①ゼミ生のこの1週間

②本日のStarter

③河村さん(昨年度ゼミ長)の作品を読む

④テキストの第一章を読む

 

本日のStarterは私のおすすめの本の紹介でした。

昨年度は就職活動に関する本を紹介いたしました。正直、今でも1番のお気に入りです。

今年度は『母という呪縛 娘という牢獄』という本を紹介いたします。

これは、2018年に起こった滋賀医科大学生母親殺害事件が元になったノンフィクションの本となっています。

「モンスターを倒した。これで一安心だ」と殺害してからネットに書き込んでしまうほど、追い詰められていた娘。

娘に対し、教育虐待をし続けた母の家族を時系列に記した、一種ライフヒストリーに近いような内容です。

まだ読んでない方は是非読んでみてくださいね。

 

河村さんのライフヒストリー作品を読みました。

岩木さんがコメンテーターをしてくれました。

岩木さんのコメントが秀逸で読みやすく、きっと河村さんも喜んでくれると思います。

 

今年も残すところ後1ヶ月で夏休みに突入しようとしています。

このゼミの夏休みといえば、ライフヒストリーインタビューを実施し、文字起こしを進める流れになっています。

また、今年度はゼミ合宿を実施します。

行き先は韓国です🇰🇷

まだまだ内容を具体的に話し合ってはいませんが、すでにとてもワクワクしています。

 

もうそろそろ梅雨入りするみたいですね。常に置き傘を常備しておきましょう!☔️

 


2024年高井良ゼミ 第9回

2024-06-07 16:41:01 | ゼミ日記

皆さん、こんにちは!

 

高井良ゼミのたかいらです。

早いもので、今年度のゼミも第9回目となりました。

今年はメンバーが少ないため、ブログの担当がぐるぐる廻ってきます。

今週から3巡目となりました。Starterは、お気に入りの本の紹介です。

私は、次の本を紹介しました。

 

 

さまざまな事情で失業や病気、離婚、家族との別離などを

経験している人たちを対象におこなったライフヒストリーの

研究で、読み応えがあります。

かつて高井良ゼミでは、三池炭鉱閉山直後の大牟田市にて、

ゼミ合宿を行ったことがありましたが、その時、私に、このような

視点があったら、ゼミ生たちともに貴重な社会調査ができたのでは

ないかと思わされるような一冊でした。

社会のなかで厳しい立場に置かれている人々に対して、自己責任と

いうことばで、社会の問題から切り離して語られることが多い時代に、

厳しい立場のなかでさまざまなかたちでよりよく生きようとしている

人々の声を聴き取った、この研究は、社会学的想像力と共感を育てる

ものであると思いました。

皆さんも、ぜひご一読ください。

さて、ゼミのメインテーマは、石塚さんの自分史の読み合わせです。

石塚さんは、高校時代に、コロナ禍の直撃を受けながら、思わぬことで

加入することになった運動部での仲間作りから始まって、クリエーター

としての才能に目覚め、仲間を巻き込んでの作品づくりや文化祭の企画の

立ち上げなどを通して、唯一無二の高校時代を送っています。

コロナ禍で行動が制限されて「かわいそう」という一言でくくられるような

ものとは違った、一人ひとりの高校時代、青春があの時代にも息づいていた

のだということを学ぶことができました。

ライフヒストリーは、小さな物語を通して、私たちの社会に対する想像力を

育てるものだと、改めて思うとともに、石塚さんの高校時代がとても素敵なもの

であり、これを実現したのは、石塚さんの「引き受ける」という構えにある

ということを思いました。

その後、岩木さん、小峰さんからも味わい深いコメントがあり、続いて、

広田照幸先生のテキストを輪読しながら、そこから一人ひとりの学び方について

語り合い、9回目のゼミは幕を閉じました。

木曜日は、天候に恵まれることが多く、6号館の玄関を出た時に、爽やかな風を

身体中に浴びる瞬間が、私のお気に入りになっています。

来週は、小峰さんのお気に入りの本の紹介です。どんな本が登場するのか、

楽しみにしています。

それでは、皆さんも、どうぞお身体に気をつけてお過ごしください!

以上、たかいらでした。