2016/07/17 神奈川県社会人サッカーリーグ2部A 第7節 19:13KO 会場:横須賀リーフスタジアム 観衆:26人(目測) | ||||
FC厚木 | 3 | 1-0 | 4 | Yokosuka city fc |
2-4 | ||||
得点者 10番 46番 46番 | 時間 5分 47分 55分 56分 67分 89分 90+4分 | 得点者 7浜脇絢太郎 30瀧口一平 22木村哲太 5谷幸樹 |
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FC厚木 スタメン 4-4-2
46 25
9 22
10 28
24 8 3 20
17
FC厚木 選手交代(規定により交代は5人まで可)
46分 24 → 27
58分 25 → 15
69分 28 → 51
74分 10 → 18
90分 30 → 6
FC厚木 警告・退場
29分 8(退場)
シュート 7(前2後5)
ゴールキック 22(前14後8)
直接FK 10(前5後5)
間接FK 6(前0後6)
オフサイド 1(前1後0)
PK 1(前1後0)
CK 3(前3後0)
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Yokosuka city fc
(2016神奈川県2部A第7節 vsFC厚木)
9二川 翔 | 20佐藤 健太 |
7浜脇 絢太郎 | 6武藤 和人 |
25廣瀬 将也 | 30瀧口 一平 |
10小松 勇樹 | 28野辺 翔太 |
4井上 雄貴 | 5谷 幸樹 |
16中山 航平 |
Yokosuka city fc SUB
DF 2小松 秀人
DF13坪野 竜也
MF17前田 敏輝
MF22木村 哲太
MF 8町田 雅人
MF11石渡 郁実
MF15川村 祐介
MF23福井 洋介
MF26井口 諒雅
Yokosuka city fc 選手交代
39分:28野辺 翔太 → 22木村 哲太
68分:25廣瀬 将也 → 13坪野 竜也
84分: 7浜脇絢太郎 → 26井口 諒雅
90分:30瀧口 一平 → 23福井 洋介
Yokosuka city fc 警告・退場
17分:10小松勇樹(警告)
シュート 21(前9後21)
ゴールキック 3(前1後2)
直接FK 6(前2後4)
間接FK 1(前1後0)
オフサイド 0(前0後6)
PK 1(前1後0)
CK 10(前5後5)
*記録は管理人独自集計による。(間違い等ありましたら、ご指摘お願いします)
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17日の夜はリーフスタジアムで神奈川県2部A第7節
FC厚木vsYokosuka city fcの一戦を観戦へ。
FC厚木(以下、厚木)はリーフスタジアムでの試合だけどホーム扱い。厚木が横須賀へ乗り込んで試合をするのは
もしかしたら今回が初めてなのではないだろうか。
このチームを見るのも記憶が正しければ住電横浜Gで観た2年前の2部/3部入替戦以来になる。
監督さんは勿論あの声に特徴のあるあの人。当時は3-0で何とか2部に残留した。
厚木と横須賀勢が当たる試合を観るのは5年前の厚木市飯山Gで見たシーガルズ戦まで遡る。
あの頃の悔しさはまだ覚えているが、もうそんなに時間が経つんだなと実感。
2016/7/17 FC厚木先制点
立ち上がりから攻め込むYokosuka city fc(以下、横須賀CFC)だが先制点を奪ったのは厚木。
CKのボールが横須賀CFC・GK中山の手を掠め直接ゴールイン!
厚木は幸先良いスタートを切ることに成功する。
その後は攻め込む横須賀CFCだが今一つラストパスやシュートのタイミングが合わない場面が続く。
そうこうしている内に17分にはPA内のファウルから厚木にPKを与えてしまう。
このまま2-0になったら流れはさらに悪くなる。しかしこのPKは横須賀CFC守護神・中山が
PKストップを演じ何とか事なきを得る。(ハイライト動画1分58秒頃)
その後、厚木のビッグチャンス(同2分45秒頃)や
横須賀CFCの再三の攻撃も実らずジリジリとした時間が続いていたが
29分、横須賀CFC20佐藤が縦パスに上手く相手DFを交してGKと1対1となった時に
抜かれた厚木8番が堪らずファウル。
これがPKの判定となって8番は後方からのファウルということで一発レッドの判定に。(同3分40秒頃)
しかしこのPKをキッカー・佐藤はポストに当ててしまい失敗。追加点が奪えない。
その後も攻める横須賀CFCだが、フィニッシュがイマイチの流れのまま前半終了の笛。
今季始まって最も嫌な雰囲気で折り返すことに。
個人的に横須賀勢の対厚木戦というとシーガルズ県2部時代の荒れる試合の記憶が甦る。
前半からかなりナーバスになっていたので一抹の不安がよぎったが・・・。
2016/7/17 Yokosuka city fc 同点弾(1-1)
後半に入りロッカールームで気合を入れ直した横須賀CFC。
その修正が効いたのか後半開始立ち上がりに7浜脇のゴールでようやく同点に追い付く!
2016/7/17 FC厚木2点目(2-1)
1人少ない厚木に対し、これから波に乗って行くかと思われた55分。
横須賀CFC守備陣の連係ミスから厚木46番にループシュートを打たれ、まさかの勝ち越し・・・。
2016/7/17 Yokosuka city fc 2点目(2-2)
しかしその1分後、裏へ出されたパスに喰らい付いた9二川の折り返しを
20佐藤が落ち着いて落とし、そのボールを30瀧口が豪快に厚木ゴールへ突き刺しすぐさま同点に!!
2016/7/17 Yokosuka city fc 3点目(2-3)
2度目の同点ゴールで勢いづいた横須賀CFCは67分、20佐藤-7浜脇-22木村と
左サイドからテンポ良く繋ぎ22木村が振り向きざまのシュートを決め勝ち越し弾を決める!!
その後は7浜脇のポスト直撃となる惜しい直接FK(ハイライト動画9分11秒頃)
22木村のフリーの態勢のヘッド(同10分51秒頃)
20佐藤のシュート(同11分55秒頃)と再三決定機を作るが決めきれない展開が続いたが
流れは完全に横須賀CFCペース。これで試合の勝敗は決まったかと思われたが・・・。
ここまで、あの手この手で4人まで交代選手を切っていた厚木は
ついに特徴ある声で知られる選手兼コーチ6番氏を投入。御年43歳。
「最後は俺に合わせればいいから!」と激を飛ばす。
普通なら四十雀なリーグ戦でプレーしてても良い年の筈なのに
周りは一回り二回り若い選手達の中に自ら勝負を掛けて挑む姿は流石としか言いようがない。
2016/7/17 FC厚木3点目(3-3)
そんな最後の気力を振り絞る厚木が試合終盤まさかのゴールを再び挙げる。
89分、厚木の縦に入れたFKのボールを件の6番が競って落とすと
中に張っていた46番が粘って右足を一閃!!
このシュートが決まって厚木がまさかの3-3同点に追い付くことに。
2016/7/17 Yokosuka city fc決勝点(3-4)
昔の記憶を覚えている者として、やはり厚木は何年経っても横須賀勢が越えられない壁なのか・・・。
と、半ば諦めかけていた90+4分。
左からのクロスを最終ラインから上がっていた5谷がヘッドで厚木ゴール右へ決めて
土壇場で勝ち越しに成功する!!
そして試合はこのまま3-4でタイムアップ!!
横須賀CFCは無傷の7連勝をマークすることになった。
もっとも、この試合は横須賀CFCにとってはフィニッシュでの最後の1歩が物足りない
課題の残る試合となった。ここは夏場の中断期間でもう一度チームとして引き締め直す
必要があると言えるだろう。
しかし、昔の記憶を引きずるオイラとしてはこの試合は横須賀勢がようやく
FC厚木に対する目に見えない壁を突き破るメモリアルな試合となったと記したい。
荒れる展開となった時、かつてのシーガルズならきっと熱くなり過ぎて自壊してしまった
だろうといえる展開を、横須賀CFCの若い彼らはギリギリの所でひっくり返すことが出来た。
スピードではシーガルズを上回っているかなとは認めていたが、こういうデリケートな試合でも
制する底力があることを証明できたことは、横須賀CFCの彼らはもうあの頃のシーガルズを
メンタル面でさえも十分に超えているのかも知れない。
敗れたFC厚木も、今では横須賀・神奈川のフットボールを満遍なく見ているだけのオイラに対して
昔の記憶を呼び起こすようなサッカーで抵抗してくれたことに、良い意味で感謝したい。
試合後、めったに相手チームのコールをしないオイラが「厚木」コールをしたのは
彼らに対する敬意と感謝を込めてのもの。
横須賀CFCに対しては彼らの目を覚まさせるために、もう一方は個人的なこれまでの厚木に対する
ネガティブな記憶からの卒業に対してのもの。
上から目線で失礼であるけど1人少なくなっても最後まで抵抗する厚木の姿は本当に感服ものでした。
勿論、感服ものの敢闘精神は勝利という結果を出した横須賀CFCに対してもでありますが。
両チームの選手関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
(文中敬称略)
2016/7/17FC厚木vs横須賀CFCハイライト
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