2024年度神奈川県ジュニアユース（U-14）サッカーリーグ２ndステージ
（CJY U-14選手権）決勝トーナメント準決勝
２０２４．１２．７（Ｓａｔ）１３：００ＫＯ（３５分ハーフ・ＨＴ１０分）
会場：ＬＥＯＣ横浜ＦＣトレーニングセンター
観衆：５０人（目測）
横須賀シーガルズFC ３－１（３－１） 横浜F・マリノス
得点者
１－０ 前半 ５分：３７番（確認中）（横須賀シーガルズFC）
２－０ 前半１０分：４０番（横須賀シーガルズFC）
３－０ 前半１５分：３７番（横須賀シーガルズFC）
３－１ 前半35+1分：確認中（横浜F・マリノス）
横須賀シーガルズFC スタメン ３－１－４－２
３７ ５１
５２ ４０ ３２ ６３
６４
４２ ３５ ３４(c)
３８
横須賀シーガルズFC 選手交代
前半２４分：３７ → ５１
後半１１分：４０ → ３９
後半２４分：３４ → ５５
後半２７分：３２ → ４６
後半２９分：５１ → ６１
後半３４分：６３ → ６５
後半３４分：５２ → ３３
横須賀シーガルズFC 警告・退場
なし
シュート １５（前 ５後１０）
ゴールキック ５（前 ３後 ２）
直接ＦＫ ３（前 １後 ２）
間接ＦＫ １（前 １後 ０）
オフサイド ３（前 ２後 １）
ＰＫ ０（前 ０後 ０）
ＣＫ ３（前 １後 ２）
＊記録は管理人独自集計による（間違い等ありましたら、ご指摘お願いします）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
横浜Ｆ・マリノス スタメン ４－４－２
２０ １５
２４ ２５
２８ ３０
２９ ２３ ２７ ３２
２１
横浜Ｆ・マリノス 選手交代
前半１８分：２９ → １８
後半 １分：２８ → ２２
横浜Ｆ・マリノス 警告・退場
なし
シュート ９（前 ７後 ２）
ゴールキック ７（前 １後 ６）
直接ＦＫ ３（前 ３後 ０）
間接ＦＫ ３（前 ２後 １）
オフサイド １（前 １後 ０）
ＰＫ ０（前 ０後 ０）
ＣＫ ４（前 １後 ３）
＊記録は管理人独自集計による（間違い等ありましたら、ご指摘お願いします）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
１２月７日はKCJY U-14リーグ（2ndラウンド（決勝トーナメント））準決勝
横須賀シーガルズFC対横浜F・マリノスの試合を観に横浜FCの練習場である
LEOCトレーニングセンターへ。
ここを訪れるのも、もう１２～１４、５年ぶりだと思う。
最後に訪れたのは２０１２年の横須賀シーガルズFC（女子）の試合だった。
それ以前にも横浜FCの２０１２年新シーズン体制発表会（餅つきあり）だったりと、かなり昔に遡る。
現在は観客の敷地内の撮影が禁止と厳しいルールになっているので
今回は文章のみのレポートになります。
映像も無いので記憶から忘れてしない内に書き留めていきます（苦笑）。
横須賀シーガルズFCはこの代ではかなり強い代のようで、この大会ベスト４まで
勝ち上がってきた。Ｊリーグ下部組織が幅を利かせる神奈川県で街クラブの
横須賀シーガルズFCや東急ＳレイエスＦＣがここまで勝ち上がってくるのは
本当に凄いこと。
しかし結果のみでは、彼らがどんなサッカーをしているか分からないので
ちょっと様子を見に来てみた次第。
フォメ図も上げてみましたが、管理人の見たままの記憶を頼りに書いているので
実際のチームの意図とは違う部分があるであろうということはご了承ください。
横須賀シーガルズFCは３－１－４－２、マリノスは４－４－２の布陣。
相手がＪ下部ということもあり、ディフェンシブに行くかと想像していたが
その想像は全くの杞憂であることが始まって直ぐに判明した。
立ち上がりから高い位置からプレッシングを掛けたのはシーガルズ。
プレッシングだけでなく、シーガルズはパスコースや位置取りが相手より上手い。
前半５分、シーガルズのループシュートが決まり先制点を挙げると
同１０分には左のアーリークロスから３７がヘッドで合わせ２点目。
同１５分には再び３７がゴール前混戦を詰めて３点目（うろ覚え）。
シーガルズの怒涛のゴールラッシュを前に相手のマリノスは全くと言って
いいほど自分達のプレーをさせてもらえないまま３失点をしてしまった。
マリノスは左サイドを攻略されていたため同１８分に２９から１８へ交代。
前半２０分過ぎからマリノスもボールを持てるようになりシュートを放てるように
なるがシーガルズのＧＫも良いセーブで守ってきたが前半終了間際のＡＴに
マリノスの１本目のシュートはストップするも、こぼれ球をループで決められ１失点。
前半は３－１で折り返すことになる。
マリノスはＨＴにボランチを２８から２２へ交代。
この交代出場した２２の選手がまた小さな子で恐らくＵ－１３から飛び級で入ったと思われ。
しかし年齢は下でも、周囲に物怖じせず指示を出したりドリブルで運んで局面を打開しようと
動くなど、相手側の秘蔵っ子であるような雰囲気が伝わる交代策のように見えた。
しかし、後半もシーガルズのペースで流れて行く。
シーガルズは右サイドからのクロスのセンスがこの年代ではエグい。
対するマリノスは裏取り位しか打開策が見いだせない。
それだけシーガルズのボールの奪い方、位置取り、展開力が相手より上回っていたと言えよう。
前半２４分にＦＷを１枚交代していたシーガルズは後半になると次々と交代カードを切ってくる。
しかし交代で出た選手もスタメンと遜色ないクオリティを発揮するところが層が厚いように感じた。
交代策を行っても３－１－４－２は崩さない。後ろが空くシステムのため、そのスペースにボールを
入れられるシーンは度々あるのだが、ＣＢがこの年代では大柄なサイズのためクロスを上げられても
冷静にはじき返し安心して見ていられる。
もちろん３ＣＢといっても守備時は５バックに可変するのは当たり前のようにやります。念のため。
個人的にはシーガルズはもう少し富士市立高校や沼津中央高校のような走らず後ろからテンポよく
繋ぐスタイルかなと思っていたが、前からのプレッシングは結構やるスタイルだった。
そこはこちらの想像や紹介映像とは違っていたので少し意外。
でも、選手間の距離間は選手自身のコーチングで修正していたし中学生年代なのに
なんてサッカー頭がいいのだろうと驚いてしまった。
今の子はここまで自分達でやれてしまうのだなと。
終盤はシーガルズもポストに当たったりドリブルで切り込んだりとチャンスを作るが
ゴールには至らす。スコアはこのまま３－１で終了。
この代は本当にブランドなんか関係ないんだなというほどの完勝でシーガルズが決勝戦へ駒を進めた。
敗れたマリノスさんだけど、彼らだって非常に上手い。
でも交代枠は７枚は使えるのに２枚しか使わなかったり、プレッシングも
それほど強度が無かったりで、どうなんだろうなという印象。
もっとも、まだ修正の効く世代なので今後のトレーニングを頑張っていただきたいなと。
決勝戦はこちらもまた街クラブとして決勝戦に進出した東急ＳレイエスＦＣさんが相手。
この大会、次の試合予定の発表がなかなか無いのが第三者的には困り所。
開始時間もスカウティング対策のため公表はしないとのことだけど、そこまで神経質に
なることだろうかと思ったり。
育成年代の試合でスタメンやフォメ図を公開しているのは大豆戸ＦＣさん位なんですよね。
現代のサッカーなんてフォメ図だけで攻略できることなんて殆どないのだから、この年代の
試合記録というのもアーカイブスとして必要じゃないかなと思うんですよね。
ちょっと神奈川のアマチュアサッカー界は社会人サッカーは開放的だけど、下部カテゴリーや
女子の世界は関係者の視点が狭すぎじゃないかと感じます。
決勝戦はいつどこで行われるのでしょうか。
予定が合えば観に行ってみたいのですが、現行ルールだと選手保護者位しか分からなさそうですね。
かなりハイレベルな試合が観れるチャンスなのに残念です。
（１２月９日追記）
決勝戦の日時が判明したのでお知らせします。
KCJY U-14リーグ 2ndラウンド（決勝トーナメント）決勝戦
２０２４．１２．１５（日） １１：２０ＫＯ（３５分ハーフ・ＨＴ１０分）
東急ＳレイエスＦＣ Ｕ－１５ ｖｓ 横須賀シーガルズＦＣ
会場：保土谷公園サッカー場（天然芝）
詳しく県協会公式のリンクを参照。
https://www.kanagawa-fa.gr.jp/cms/club-u15/competition/kcjyu14league2024/
３種の県協会、やればできるじゃないですか。
会場も素晴らしい場所を用意していただけたのもグッドです。
今回のフットワークの軽さにはちょっと驚きです（笑）。
拙ブログのせいかどうかは分かりませんが、素早いご対応ありがとうございました。
（CJY U-14選手権）決勝トーナメント準決勝
２０２４．１２．７（Ｓａｔ）１３：００ＫＯ（３５分ハーフ・ＨＴ１０分）
会場：ＬＥＯＣ横浜ＦＣトレーニングセンター
観衆：５０人（目測）
横須賀シーガルズFC ３－１（３－１） 横浜F・マリノス
得点者
１－０ 前半 ５分：３７番（確認中）（横須賀シーガルズFC）
２－０ 前半１０分：４０番（横須賀シーガルズFC）
３－０ 前半１５分：３７番（横須賀シーガルズFC）
３－１ 前半35+1分：確認中（横浜F・マリノス）
横須賀シーガルズFC スタメン ３－１－４－２
３７ ５１
５２ ４０ ３２ ６３
６４
４２ ３５ ３４(c)
３８
横須賀シーガルズFC 選手交代
前半２４分：３７ → ５１
後半１１分：４０ → ３９
後半２４分：３４ → ５５
後半２７分：３２ → ４６
後半２９分：５１ → ６１
後半３４分：６３ → ６５
後半３４分：５２ → ３３
横須賀シーガルズFC 警告・退場
なし
シュート １５（前 ５後１０）
ゴールキック ５（前 ３後 ２）
直接ＦＫ ３（前 １後 ２）
間接ＦＫ １（前 １後 ０）
オフサイド ３（前 ２後 １）
ＰＫ ０（前 ０後 ０）
ＣＫ ３（前 １後 ２）
＊記録は管理人独自集計による（間違い等ありましたら、ご指摘お願いします）
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横浜Ｆ・マリノス スタメン ４－４－２
２０ １５
２４ ２５
２８ ３０
２９ ２３ ２７ ３２
２１
横浜Ｆ・マリノス 選手交代
前半１８分：２９ → １８
後半 １分：２８ → ２２
横浜Ｆ・マリノス 警告・退場
なし
シュート ９（前 ７後 ２）
ゴールキック ７（前 １後 ６）
直接ＦＫ ３（前 ３後 ０）
間接ＦＫ ３（前 ２後 １）
オフサイド １（前 １後 ０）
ＰＫ ０（前 ０後 ０）
ＣＫ ４（前 １後 ３）
＊記録は管理人独自集計による（間違い等ありましたら、ご指摘お願いします）
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１２月７日はKCJY U-14リーグ（2ndラウンド（決勝トーナメント））準決勝
横須賀シーガルズFC対横浜F・マリノスの試合を観に横浜FCの練習場である
LEOCトレーニングセンターへ。
ここを訪れるのも、もう１２～１４、５年ぶりだと思う。
最後に訪れたのは２０１２年の横須賀シーガルズFC（女子）の試合だった。
それ以前にも横浜FCの２０１２年新シーズン体制発表会（餅つきあり）だったりと、かなり昔に遡る。
現在は観客の敷地内の撮影が禁止と厳しいルールになっているので
今回は文章のみのレポートになります。
映像も無いので記憶から忘れてしない内に書き留めていきます（苦笑）。
横須賀シーガルズFCはこの代ではかなり強い代のようで、この大会ベスト４まで
勝ち上がってきた。Ｊリーグ下部組織が幅を利かせる神奈川県で街クラブの
横須賀シーガルズFCや東急ＳレイエスＦＣがここまで勝ち上がってくるのは
本当に凄いこと。
しかし結果のみでは、彼らがどんなサッカーをしているか分からないので
ちょっと様子を見に来てみた次第。
フォメ図も上げてみましたが、管理人の見たままの記憶を頼りに書いているので
実際のチームの意図とは違う部分があるであろうということはご了承ください。
横須賀シーガルズFCは３－１－４－２、マリノスは４－４－２の布陣。
相手がＪ下部ということもあり、ディフェンシブに行くかと想像していたが
その想像は全くの杞憂であることが始まって直ぐに判明した。
立ち上がりから高い位置からプレッシングを掛けたのはシーガルズ。
プレッシングだけでなく、シーガルズはパスコースや位置取りが相手より上手い。
前半５分、シーガルズのループシュートが決まり先制点を挙げると
同１０分には左のアーリークロスから３７がヘッドで合わせ２点目。
同１５分には再び３７がゴール前混戦を詰めて３点目（うろ覚え）。
シーガルズの怒涛のゴールラッシュを前に相手のマリノスは全くと言って
いいほど自分達のプレーをさせてもらえないまま３失点をしてしまった。
マリノスは左サイドを攻略されていたため同１８分に２９から１８へ交代。
前半２０分過ぎからマリノスもボールを持てるようになりシュートを放てるように
なるがシーガルズのＧＫも良いセーブで守ってきたが前半終了間際のＡＴに
マリノスの１本目のシュートはストップするも、こぼれ球をループで決められ１失点。
前半は３－１で折り返すことになる。
マリノスはＨＴにボランチを２８から２２へ交代。
この交代出場した２２の選手がまた小さな子で恐らくＵ－１３から飛び級で入ったと思われ。
しかし年齢は下でも、周囲に物怖じせず指示を出したりドリブルで運んで局面を打開しようと
動くなど、相手側の秘蔵っ子であるような雰囲気が伝わる交代策のように見えた。
しかし、後半もシーガルズのペースで流れて行く。
シーガルズは右サイドからのクロスのセンスがこの年代ではエグい。
対するマリノスは裏取り位しか打開策が見いだせない。
それだけシーガルズのボールの奪い方、位置取り、展開力が相手より上回っていたと言えよう。
前半２４分にＦＷを１枚交代していたシーガルズは後半になると次々と交代カードを切ってくる。
しかし交代で出た選手もスタメンと遜色ないクオリティを発揮するところが層が厚いように感じた。
交代策を行っても３－１－４－２は崩さない。後ろが空くシステムのため、そのスペースにボールを
入れられるシーンは度々あるのだが、ＣＢがこの年代では大柄なサイズのためクロスを上げられても
冷静にはじき返し安心して見ていられる。
もちろん３ＣＢといっても守備時は５バックに可変するのは当たり前のようにやります。念のため。
個人的にはシーガルズはもう少し富士市立高校や沼津中央高校のような走らず後ろからテンポよく
繋ぐスタイルかなと思っていたが、前からのプレッシングは結構やるスタイルだった。
そこはこちらの想像や紹介映像とは違っていたので少し意外。
新チームになり１ヶ月余り。少しずつ自分たちの距離感が掴み始めてきました。焦らずじっくり。 pic.twitter.com/tXBcJaxUnL
— 二橋慶太 沼津中央高校サッカー部監督 (@entrenador284) December 1, 2024
でも、選手間の距離間は選手自身のコーチングで修正していたし中学生年代なのに
なんてサッカー頭がいいのだろうと驚いてしまった。
今の子はここまで自分達でやれてしまうのだなと。
終盤はシーガルズもポストに当たったりドリブルで切り込んだりとチャンスを作るが
ゴールには至らす。スコアはこのまま３－１で終了。
この代は本当にブランドなんか関係ないんだなというほどの完勝でシーガルズが決勝戦へ駒を進めた。
敗れたマリノスさんだけど、彼らだって非常に上手い。
でも交代枠は７枚は使えるのに２枚しか使わなかったり、プレッシングも
それほど強度が無かったりで、どうなんだろうなという印象。
もっとも、まだ修正の効く世代なので今後のトレーニングを頑張っていただきたいなと。
決勝戦はこちらもまた街クラブとして決勝戦に進出した東急ＳレイエスＦＣさんが相手。
この大会、次の試合予定の発表がなかなか無いのが第三者的には困り所。
開始時間もスカウティング対策のため公表はしないとのことだけど、そこまで神経質に
なることだろうかと思ったり。
保護者、会員含めて知って欲しいですからね。そして、外部の方も突然のことながら。育成界隈で行われているフットボールも素晴らしい日常がある。それを知ってもらわないことは損失。日本のフットボールは、Jリーグだけじゃない、こういう積み重ねがあって成り立つ。
— 末本 亮太 (@1016rm) December 7, 2024
もちろん、神経質にならざるを得ないゲームもあるけれど試合の映像は、今やどのチームも活用しているので情報は隠しようがないし、そんな小さな視点でこの現場には立っていない。とにかく業界全体を広く観て、やっていかないといけない。
— 末本 亮太 (@1016rm) December 7, 2024
育成年代の試合でスタメンやフォメ図を公開しているのは大豆戸ＦＣさん位なんですよね。
現代のサッカーなんてフォメ図だけで攻略できることなんて殆どないのだから、この年代の
試合記録というのもアーカイブスとして必要じゃないかなと思うんですよね。
ちょっと神奈川のアマチュアサッカー界は社会人サッカーは開放的だけど、下部カテゴリーや
女子の世界は関係者の視点が狭すぎじゃないかと感じます。
決勝戦はいつどこで行われるのでしょうか。
予定が合えば観に行ってみたいのですが、現行ルールだと選手保護者位しか分からなさそうですね。
かなりハイレベルな試合が観れるチャンスなのに残念です。
横須賀シーガルズJY【U14CJYトーナメント準決勝】速報✔️ 試合終了🏆 CJYトーナメント準決勝🆚 横浜F・マリノスしんよこ3-1 pic.twitter.com/iRRSHAk7DO
— 横須賀シーガルズFC (@JY39832048) December 7, 2024
横須賀シーガルズJY【U14CJYトーナメント準決勝】立ち上がりから自分たちの良さで用意してきたプレッシングからチャンスを作ることが出来ました！次は決勝です！悔いの無い準備から試合に向けて頑張ります！横浜Fマリノスさん、ありがとうございました！保護者の皆様ありがとうございました！ pic.twitter.com/EEXqMZJKCw
— 横須賀シーガルズFC (@JY39832048) December 7, 2024
（１２月９日追記）
決勝戦の日時が判明したのでお知らせします。
KCJY U-14リーグ 2ndラウンド（決勝トーナメント）決勝戦
２０２４．１２．１５（日） １１：２０ＫＯ（３５分ハーフ・ＨＴ１０分）
東急ＳレイエスＦＣ Ｕ－１５ ｖｓ 横須賀シーガルズＦＣ
会場：保土谷公園サッカー場（天然芝）
詳しく県協会公式のリンクを参照。
https://www.kanagawa-fa.gr.jp/cms/club-u15/competition/kcjyu14league2024/
３種の県協会、やればできるじゃないですか。
会場も素晴らしい場所を用意していただけたのもグッドです。
今回のフットワークの軽さにはちょっと驚きです（笑）。
拙ブログのせいかどうかは分かりませんが、素早いご対応ありがとうございました。
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