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抑留地読み止しを繰る冬籠り たけし
本日の朝日俳壇で大串章先生の選を頂いた
三席という評価で次の短評があった
シベリア抑留記であろうか。
独り黙々と読み耽る。
若年次に読んだ抑留記の印象が鮮烈で
冬の星空を見ると脳裏に蘇る
なんとか一句をものにしたいと
何度も作句のトライをしたが
今回初めて入選した
捨てきれない句材での作句は添削はむろんだが
見方や季節を飛ばすことで
新しい表現になる
今回のこの句になるまで下記のように
改作してきた
日脚伸ぶ記憶遺産の抑留記 2015/11/15
籐寝椅子手に読み止しの抑留記 2017/8/11
冬隣風国の記憶に抑留記 2017/11/2
冬隣読み止しのまた抑留記 2018/11/3
冬北斗国の記憶に抑留地 2017/11/16
抑留を語らぬ父と冬北斗 2018/11/28
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