温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

八代亜紀~夜のアルバムいいね~

2012-10-13 14:57:05 | 音楽
八代亜紀 - フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン (short clip)

久しぶりにジャズのアルバム買ってしまった。といってもitunesでだけれども。。。
八代亜紀 | Aki Yashiro - 夜のアルバム [SHM-CD] - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
スタンダード・ナンバーと流行歌。
わたしがナイトクラブで歌い始めた頃を思い出して作りました。
― 八代亜紀

なんでもitunesでフライミートゥーザムーンは1位を取ったそうだ。
昨日の夜、ダウンロードしようと思ったけど失敗した。そして今日やり直して無事ダウンロード、昨日は、なんかitunesのアカウントチェックの確認とか出てきて失敗、そこで、今日はアカンウントの確認などしてからダウンロード。
iTunes - ミュージック - 八代亜紀「夜のアルバム」
昨日、全曲サンプルを聞いて買おうと決心したんだけど、さっきフルで聞いたけど、やはりうまい歌手だ。
ヘレンメリルを彷彿とさせる。トランペットのブッカーリトル並の人と共演してyou'd be so nice to come homeなんか生で聞いたら、死んでもいいくらい幸せだろうな。
しかし、昼に聞くより、やはり夜に聴くべきだろう。今日の夜楽しみ。
ビール、ワインは昨日の残りがある、そして、さっき白酒(中国のスピリッツ、ワインが流行るまで、乾杯といえばこれ、味はテキーラに近いかな)も買った、万全。
ブルーノートでもライブがあるようだ。行きたいな。でも、もう売り切れです。
リンクを見るとヘレンメリルのコメントだとか。彼女も当時見に来てハプニングなんてことになったらすごいだろうけど。。。
AKI YASHIRO-八代亜紀:BLUE NOTE TOKYO
演歌の女王が小西康陽をプロデュースに迎えた
ジャズ・アルバムを携え、一夜限りのライヴを開催
日本を代表する女性シンガー、八代亜紀が初の本格ジャズ作品『夜のアルバム』を携えてブルーノート東京に初登場する。演歌の女王というイメージの強い彼女だが、そのルーツにはジャズがある。小学生の時にジュリー・ロンドンのレコードを聴いてスタンダード・ナンバーに開眼。15歳で熊本から単身上京し、銀座のナイト・クラブで歌い始めた。’71年に演歌歌手としてデビュー後、「舟唄」、「雨の慕情」等の大ヒットを放つが、「ナイト・クラブでの経験が歌手としての原点」と断言している。『夜のアルバム』では元ピチカート・ファイヴの小西康陽をプロデューサーに迎え、「クライ・ミー・ア・リヴァー」や「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」等をしっとりと解釈。八代亜紀がおくる、飛び切りのジャズ・ナイトをお見逃しなく!

下の方もメロメロになっている感じ、私も今晩メロメロかな。
Sightsong: 八代亜紀『夜のアルバム』
真っ当なジャズ作品にしようとの気合が入っている。
これが良いのだ。亜紀ちゃんの、文字通りシルクのようなハスキーヴォイス、ヴィブラート、微妙にシフトする母音、ささやき、含み。何ちゅう声か。さらに、英語と日本語を混ぜてくるなど快感というほかない。
「Fly Me to the Moon」では、後半の日本語詞になった途端、テンションが一段上に上がり、ベースも亜紀ちゃんも乗ってくると同時に、音楽に命が吹き込まれる。
突然、ジャズスタンダードから昔の日本の流行歌になる(知らないし)。りりィの「私は泣いています」、松尾和子の「再会」、~こうなると、もうしっとりとして情も涙も後悔もある場末の夜になってしまい、心がどこかに彷徨い出す。

定番のamazonコメントも紹介しておきます。この中で辛口の方もいるけど、確かに私も八代亜紀なら、もっと本当はうまく歌えるように思う。だからなにかがありそうなライブを期待してしまう。期待はもっと大きい。バックのミュージシャンももう一つ個性的な人と共演して次のアルバム作成を期待する。ベースは古野、ピアノはどうしよう、木住野佳子?、上原ひろみだとうるさすぎるかな、世良譲とかがいいのかも、でも私は結構引きまくるピアニストが好きだ、佐藤允彦なんかおさえて弾いてくれるかも。
Amazon.co.jp: 夜のアルバム: 音楽
ジャケに「名盤」然とした風格。ヘレン・メリルやサラ・ヴォーン盤と並べても遜色ないのが、それだけで凄い。しかし、いくら表面ばかりを取り繕っても、内容が「八代亜紀のJAZZ」を伝えなければ、これ、意味がない。そういう意味では、この選曲は直球ド真ん中だ。無理せず「自分」を押し通すナチュラルな潔さ。分かり易くて、面白い。複雑でシリアスではないが、これもJAZZ,あれもJAZZ。声質も歌い方も違うけれど、ご本人の仰る通り、「ジュリー・ロンドン」が自然と滲み出ているよう。