以前、裏山に小さな渋柿があることを発見したが、今年は満載の実ができた。
いつもはきっと藪の陰に隠れていてひっそりだったに違いないが、数年前、近くを伐採したため光が当たったためと思われる。
日当りが悪いのは相変わらずで周りの柿はとっくに熟して落ちてしまうほどなのに、ここは最近やっと色づいてきている。
それにしても、今まで渋柿があったことに気が付かなかったというのものんきなものだ。
「われは試みに干し柿にしてみようぞ」と和宮様が自ら立ち上がった。
わが家は日当たりがよくないので干し柿には条件が悪い。去年は雨が続いていて購入した渋柿づくりに苦労したことがあった。
今回は作戦を変えて一時天日干ししてから掘り炬燵で乾燥させるつもりだ。これを契機に残りの柿も挑戦する予定だ。