いただいた「のらぼう菜」の種は、「残りの種なので芽が出るかどうか自信がない」と言われていたが元気に芽を出していた。畝が狭かったので密植気味となってしまったが生命力抜群であった。
「のらぼう菜」は、菜の花の仲間だが、江戸中期どうやらジャワ島経由のオランダ船が持ち込んだ西洋アブラナらしい。当時の飢饉に対し、幕府が「ジャバ菜」の種を配布して救済したという。それが現在、東京西部から埼玉飯能にかけて今に伝わっているようだ。味が優れているので「比企のらぼう菜」として特産化している地域もある。和宮様お薦めの菜花だ。