和宮様がひたすらキウイを磨いている。磨いているとかなりのゴミが出てくる。今までそれをあまり配慮していないまま人に献上していた。しかし、このところのキウイの実は大小合わせて1000個近くになる。といっても、半分以上は近隣や友人に渡される。これを磨くとなるとかなりの労働となる。
和宮様の命令によりその作業をやることになったが、かなりの埃が出る。マスクをしながらもくもくと磨きをかける。果樹農家はこうやって一個一個手がけて市場に出していた苦労に想いめぐらす。
キウイフルーツは、植物繊維や高血圧予防のカリウムなどがトップクラスの果樹であるとともに、造血作用を維持する「葉酸」や抗酸化作用のあるビタミンEも豊富にあるいいとこどりの果物だ。しかし、ミカンのように手軽に食べられるものではない。ひと月ほどの成熟期間がないと食べられないので、つい敬遠されてしまう。
わが家では毎日5~6個のキウイをジュースにしているのであっという間に消化されてしまう。今年は生り年のようなので順調だが、来年はどうなるかはわからない。剪定で失敗しませんように、また極端な気候変動が起きませんようにと願うばかりだ。
しかも1,000個も!なまけ者の私めにはとてもできません。進呈先に磨かせればいいよとなってしまいます。
病み上がりの御身、あまり無理しないようにね。
電動ドリルや料理用攪拌機の先にブラシを取り付けるってのはどうでしょう。