日曜の散策会の会場である「春野山の村」で下見をする。
群生の花はあまり見かけなかったが、ちらほらと発見がある。
チャングムのドラマに出てきた「ツルニンジン」(キキョウ科)を発見。根っ子が朝鮮人参に似ているらしいが、朝鮮では山菜なのだ。なかなか出会えない花だ。
その近くで、「アオツヅラフジ」(ツヅラフジ科)の青い実も発見。
この実は鳥が食べない有毒ということだが、甘いらしい。
通路に沿って、「ヤマハギ」が咲き出している。
オイラの畑には園芸種のハギが繁茂しているが、花は似ているが樹の形がまるで違っていて、枝があまり垂れていない。
「山の村」のあちこちに「ヤマジノホトトギス」が咲いていた。
花片が平らに開いているのが特徴だが、いわゆる紫の斑点が多い「ホトトギス」より上品だ。
黄色い花の「キンミズヒキ」「ニガナ」「ジシバリ」も咲いていたが、1本だけだったが「オトギリソウ」を発見。
鷹の傷を治せる秘薬「オトギリソウ」を人に漏らしてしまった弟が鷹匠の兄によって殺されたという物語がある。
今も止血などに利用されている民間薬でもある。
「春野山の村」も針葉樹が伐採され周辺の山並みが美しく見えてきたところが同時に見どころでもある。