山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

わが家の居候は飛翔体!?

2022-09-02 22:28:49 | 生き物

 梅雨がまた来たかのような、小さい秋がやってきたような、そのうえさらに突然の大雨の日が連続する。そんななか、わが家には断りなしの居候が同居している。小さな部屋にはかわいいバッタが突然水平に飛行するのでびっくりすることしばしば。

  

 飲み干した豆乳ブレンドをぺろぺろ舐めるのは、「ウマオイ」くんの出番。本当は棘のある脚で生き物を捕らえるはずだが。いちばん人懐っこい同居人だ。好奇心が強く、パソコンにしばしば逗留する。逃げないので踏んで潰してしまったこともしばしばあった。

       

 ときどき思い出したように鳴くのは、「エンマコオロギ」だ。クルマのキーに興味があったようでしばらく休憩中。アメリカの法廷闘争の主役にもなった。コオロギの「合唱」に対する損害賠償とその「騒音」差し止め訴訟だ。判事は「彼らはある種の洗練された一面を持ち、疲れを知らない抜群の音楽家である」とし、原告は敗訴した(by森昭彦氏)、という。

   

 靴下にやってきたのは、「セスジツユムシ」のようだ。緑色型と褐色型とがある。背中に一本の筋があり、オスは茶色、メスは黄白色なので、やってきたのはオスのようだ。流線型のかっこいいツユムシだ。

 

 ある時、似ている仲間の「クサキリ」がパソコンの近くにいた。外では「ジーン」と長い鳴き声が聞こえるが、仲間かもしれない。和名は草にいるキリギリスというシンプルな理由からきている。この仲間は、カヤキリとかクビキリギリスとか似ているものが多く、ネットでも間違いが多いというが、当然誤謬を踏まえての本掲載なので…。

 これらの居候が日によって一緒になったり単独だったりして登場する。ほぼ、毎日のようにいるから不思議だ。ときどき、キュウリが食べられて無銭飲食されていることもあるが、他の虫を食べてくれることもあるので良しとする。

    

 そしてときに、自分の髭を口できれいに整えるのを目撃する。これは外ではなかなか見られない光景だ。虫にもきれい好きな紳士がいるもんだなと感心する。いやはや、居候とはいえ身だしなみがこれほどきちんとしていたとは。もちろん、追い出すことはできませんね。ミサイルではなくて良かったー。

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 巧妙になるフィッシング詐欺 | トップ | 自然に生えたノリウツギを移... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

生き物」カテゴリの最新記事