1年前、隣の山でコナラを伐採していたシイタケ農家のMさんからそのほだ木をいただいた。急峻な山からの原木確保がいかに大変で危険な作業かを身近に目撃する。それだけに、貴重な贈り物としてしばらく仮伏せしてきた。それを「合掌伏せ」で並べていく。
多少雑菌もついていたがシイタケ菌の白い菌糸も確認できたので、いつもより順調な進行のようだ。本当は水に浸けこむのがいいのだがその余裕はない。シイタケとしては来年の秋が本格的収穫となる。それまで、夏と冬の乾燥対策をしなければならない。
ならべたほだ木に寒冷紗をかけて、その上に竹を乗せる。寒冷紗だけだと風が異常に強いわが地形では危険極まりない。本当は木陰のある林間が理想だが、平地がなく急峻な裏山では難しい。夏には毎日のように水をかけていく作業が続くが。
いっぽう、4年くらい活躍してきたほだ木が隣にある。そこも有終の美を飾る最後のチャンスとしての終活ほだ木だ。青いネットは近隣から廃棄されたものをいただいてきたものを活用する。ほだ木の運搬に肉体を使ったせいか、睡魔と闘いながらブログを作成に向かっている。