近所のスーパーではカスピ海ヨーグルトをほとんど見かけたことがない。名前が知られているわりに販売網・地域が限られているため、ヨーグルト種菌の通信販売を利用して又は知り合いから種菌を入手して自分で作っている人がかなりいるようだ。
で、ある日のこと、いつものスーパーでついに見つけた。どれっと手に取ってみたが何か違う。パッケージにどでかく「カスピ海」と書かれているが「カスピ海ヨーグルト」とは書かれていない。説明にも「カスピ海ヨーグルト独特のまろやかな「とろみ」に、いち早く着目しました。」とあるが、これがカスピ海ヨーグルトだとはどこにも書かれていないのである。何となく仁義なき戦いという雰囲気もする。種菌も御本家が「クレモリス菌とアセトバクター菌」だがこちらは「クレモリス菌とサーモフィルス菌」だという記事を見かけた。主菌は同じである。
この他、カスピ海ヨーグルトブームに便乗したと思われるものには、「天使のヨーグルト」「華舞コラーゲンカスピ海ヨーグルトの素」「ケフィアヨーグルト」などが見られる。天使のヨーグルトはクレモリス菌のみを使用したもの、ケフィアヨーグルトはカスピ海ヨーグルトとは異なる構成と説明されている。
要はどれが好みかということではある。食べ比べてみてはと・・・。