グリーンカレーラーメンという怪しげなインスタントラーメンが売られていた。(^^;
袋は日本語で、製造国はタイになっている。タイ料理好きとしては、つい買ってしまうが・・・
麺は、一見日本の麺と変わりないようだが、多少細めか。スープはバジルやコリアンダー、レモングラスが入っている。味はわりとまともで、辛くはなく、たまにはいいかなといった感じ。
似た局面で、手抜きのもう一例。
この一連の手順は、黒が実利をかせぎ、かつ右辺に打ち込みが生じているので、わりと好きで打っていた。白が右辺を守れば黒は左辺をワリウチすればよい。
最近、白は、ここで手抜きをして、黒の小ゲイマジマリにツケて様子を見るというのが常用の筋。黒は知らないと対応の仕方が悩ましい。
対応の仕方が5通りくらいあるが、黒11と外に伸びると以下のように進む。白は右上隅に活きる浸食手段を残しているのがミソ。
ツケに対して、黒が外から押さえるとこうなって互角の分かれ。
最近は、ツケて様子を見るタイミングが早くなって、以下の図の時点だと白は、右下隅で、押さえるのと、ナダレルのと2つの選択を残しているのが利点。
さらにこの時点でツケルのもあるという。ここまで来ると素人には難しすぎる。
囲碁で「手抜き」という高等戦術がある。
相手が打った手に一旦相手をせず他の手を打つのである。部分的には、最初の部分で相手に連打されたり、最初に打った一が取られたりすることがあるが、それでも全局的には有利に展開する・・・という不思議な戦術だ。
その効果は、次の図が分かりやすい。
以下は、これまでプロも打っていた手順でよく見られた進行。しかし白12が絶好で左の黒に白からの打ち込み手段が生じている。ここで黒が左辺を守れば固いが、白に右辺を割り打たれると白のペースになる。
それで、最近、この段階で手抜きをして、下に黒9のカカリが打たれている。右に黒の星が控えているので白はハサミにくく、受けると大ゲイマは甘いので小ゲイマが普通。
とすると次の進行になる。白が小ゲイマに受けたあとで、左上の手順を再開すると、左辺の黒への打ち込みが緩和されていることが分かる。これが手抜きの効果である。これで黒が有利になるという訳ではなくてほんの少しポイントを稼いだくらいかもしれない。白をもってこの手順を打つプロもいるし、この手順を嫌えば工夫することになる。