[感想:感想:★★★--:平均レベル(読み所あり)]
「依田ノート」((依田 紀基、講談社)
山下敬吾と依田紀基が囲碁の棋聖戦を戦っている。2局終わって山下棋聖の2勝だが、2局目は、半目勝負で、正しくヨセていれば依田の勝ちだったという。2人とも北海道出身でどちらも応援したいのだが、最後の7局までの激戦を期待したい。
ところで、依田9段が以前書いた「依田ノート」は、囲碁の優れた理論書で、かなり高度な内容を分かりやすく解説した力作だ。また、後の章には定型的な生死のパターンが多数収録されており、即役立つ。この一冊をマスターすれば初段の壁を楽に越えられるかもしれない。
上は、本書に収録されている図の一つ。ポン抜き30目というなら、左図のように打ったらどうだ・・・これは、実際にポン抜いていないので黒が悪い。
では右図は・・・黒がいいという。相手の1手を取ってその分の価値を消滅させている効果も含めて評価されるということか。
書いてあることを覚える・暗記するということではなく、囲碁の考え方を学ぶことができる貴重な1冊だ。
「依田ノート」((依田 紀基、講談社)
山下敬吾と依田紀基が囲碁の棋聖戦を戦っている。2局終わって山下棋聖の2勝だが、2局目は、半目勝負で、正しくヨセていれば依田の勝ちだったという。2人とも北海道出身でどちらも応援したいのだが、最後の7局までの激戦を期待したい。
ところで、依田9段が以前書いた「依田ノート」は、囲碁の優れた理論書で、かなり高度な内容を分かりやすく解説した力作だ。また、後の章には定型的な生死のパターンが多数収録されており、即役立つ。この一冊をマスターすれば初段の壁を楽に越えられるかもしれない。
上は、本書に収録されている図の一つ。ポン抜き30目というなら、左図のように打ったらどうだ・・・これは、実際にポン抜いていないので黒が悪い。
では右図は・・・黒がいいという。相手の1手を取ってその分の価値を消滅させている効果も含めて評価されるということか。
書いてあることを覚える・暗記するということではなく、囲碁の考え方を学ぶことができる貴重な1冊だ。