先日、自分にとってとても大切な先輩を亡くしました。
突然のことでした。
どのような時でも笑顔で、大きな心で、相談にのって助けてくれる本当に尊敬できる人でした。
最近はコロナ禍や自分の体調不良でなかなか食事に行くことができないでいましたが、よく症例検討をお願いしたり、遠くまで勉強会に誘っていただいたり、お互いの診療所見学や、スタッフ教育のこと、飲みや食事に誘っていただいたり、本当に良くしていただきました。
勉強家でいろんなことに熱心で自分にとって居心地の良い素晴らしい方でした。
今から約20年前、自分が信州大学での研修医を終えたときにも、同じ医局の3つ上の大切な先輩を突然亡くしました。
脳出血でした。
その時は本当に辛くて仕事ができないほど立ち直るのに大変時間がかかりました。
人生は不条理で不平等だ。
良い人ほど早く亡くなる。
なんで…
そればかり夜寝る前に考えてしまいます。
日に日に心にぽっかり穴が空いてきます。
もうすぐ完成するメンテナンスルームも見ていただきたかったです。
またいろいろなことで笑ってダメ出しをしてほしかったです。
まだいなくなったことが信じられません。
少しでも技術的にも人間的にも近づけるように早く自分の体調を治して、一生懸命、勉強と臨床を頑張っていきます。
本当にありがとうございました。
天国から見守っていてください。
武井哲兵