武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

凱旋将軍と敗軍の兵

2009年09月01日 | 人生の意味

鳩山由紀夫。
2009年8月30日というのは、日本にとって大きな記念碑だ。 ちょうどアームストロング船長がアポロで月に降り立ったような印象を受ける。これから未知との遭遇に満ち満ちているだろうが、勇気と友愛があれば怖くない。
★自民党。
「敗軍の将・・」ではなく「敗軍の兵、将を語る」だ。
新総裁は誰になるのか興味はあるが、壊滅的打撃を受けた自民党内は呆然自失のようだ。その一方で、生き残った一部の勢力が、自民党から離党するという情報まで飛び交っている永田町の雨の夜。
さて、おせっかいをすれば、新総裁は石原伸晃、石破茂、棚橋泰文、塩崎恭久、谷垣貞一しかいない。舛添が人気らしいが、ねずみ男を総裁にしてどうするつもりか。個人的には棚橋にやらせて見たいが、言動が民主党的で、切れ者の棚橋を自民党が担げるかどうか分からない。石原と石破は世間の人気はあるが、どちらもお坊ちゃまで線が細い。塩崎は安倍内閣の官房長官で、手際を見させて貰ったが、迫力ゼロ。ボソボソと教科書を読むような話し方では駄目だ。虫下しでも飲めよと言いたくなるような青白い顔付き。人柄は悪くはないから、もっと自己キャラを出さなきゃ面白みがない。世界の指導者はそれぞれに強烈な個性を持っている。谷垣は、かつては有力な総理候補であったが、長銀を無茶苦茶にして外資にタダで売り払った犯罪的な政治手法は、政治家としての名を致命的に傷つけてしまった。後は鳩山邦夫という手もある。鳩首対決が劇場的には面白い。
さて、麻生は9月末まで自民党総裁のまま居座り、9月中旬に予定されている首班指名の特別国会で、自民党の総理候補として、自民党議員に麻生の名前を書かせるのだという。それは自民党の勝手だが、そういうセンスの無さが自民党を駄目にしてしまった。つまり選挙前は腐った弁当を綺麗なラップで包んで販売したが、今度は腐った弁当を汚れたラップに包んで売るようなものだ。
首班指名では、新しい手作り弁当を作って売り出すくらいのプライドと健気さがなければ、これからやって来る冬の厳しさを乗り切れまい。
★キャリア官僚。
「これまでは大臣から何か言われても、自民党の族議員の先生が守ってくれた。でも、これからは通用しない」。
この発言は、自民党惨敗後のキャリア官僚の発言だ。今まで
官僚に仕えていた自民党の猿たちの用心棒がいなくなった官僚のボヤキ。
★2010年度概算要求。
さて、官僚がそろりと概算要求を出してきた。 2010年度予算の概算要求額が、2009年度予算比4.0%増の92兆1300億円になるという。 収入はこの額の半分以下になるから、それをどのように裁断するかが焦眉の課題だが、この一般会計の要求は全面やり直しだ。特別会計を入れた総合計約207兆円にメスを入れる。 これが政権交代だ。
★社民党。
みずほのお嬢さんが、インド洋即時撤退しなければ連立は組まないと言い出したのは乱暴だ。 本ページはインド洋給油に関して意見はあるが、日米同盟と国際関係は大事にしなければならない。順序を踏むということだ。 まずオバマと直に話をしてから、今後の展開に筋道をつける。それが信頼だ。 即時撤退を主張するなら、社民党との連立はない。
押尾学
娑婆に出てきた。東京地裁は保釈を認めてしまった。とんでもない決定だ。麻薬常習者であり、女性がショック状態に陥っても、押尾は救急隊の助けを呼ばず、女性が死後硬直になるまで放置し、押尾本人は別の部屋へトンズラした。こういう獣を自由にするなど、裁判所の堕落だ。しかも押尾は女性の携帯電話を外に捨てるなど、悪質な証拠隠滅を図った。他にもやっているはずだ。
韓国で打ち上げられたロシア製ロケット。
韓国の中央日報を読んでいたら面白い記事があった。ロシア韓国連合のロケットは見事に失敗したが、それをめぐってロシアと韓国の間で、どちらが悪いのか責任のなすり合いがされているという。
ロケット発射の周辺はまるでロシアのようだったと韓国人は嘆いた。 ロシアの技術陣が160人も常駐し、韓国人と作業をしたが、水と油のようだったという。韓国人が、ロシア製ロケットの写真を撮り内部を覗こうとすると、ロシアのセキュリティーに制止された。ロケット打ち上げ中止の際にも、ソフトウェアを修理する時も、韓国人は参加できなかった。この為、一つでも多くのことを学ぼうとする韓国人とロシア科学者の間に、常に神経戦が絶えなかったという。こうした現場の雰囲気は、韓国の技術弱小国の悲哀を実感させた。打ち上げ日の決定も、延期も、技術的欠陥の解決も、すべてロシアの独断で決められた。 ロシアに200億円の金を払って韓国から打ち上げるはずが、ロシアの態度は高慢だったと韓国人は非難した。このような高慢なロシアを、なぜ韓国は技術パートナーに選んだのかと自問する。なぜなら米国は韓国にロケット技術を譲ろうとしなかったからだ。技術がない国はこうした惨めな思いだけでなく、さまざまな点で譲歩して国家損失を覚悟しなければならないと嘆いた。だからといって、日本に泣きつかれても困る。 韓国の新幹線はフランスTGVを導入したが、故障や問題が多い為に、韓国人がやったことは、日本のJRや新幹線車両メーカーに問題の解決策を聞いてきたのだから驚く。日本に聞かずにフランスに聞いてくれ。 フランス人はキムチが嫌いだから、話が合わないということか。
(ムラマサ、鋭く斬る)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする