★高槻、保険金殺人事件
逮捕された犯人は、
高井凜(旧姓は松田)、28歳
兵庫県猪名川町出身
関西学院中等部へ入学
高等部ではアメフト部に所属し、エースとして活躍
関西学院大でもアメフト部に籍を置いたが、1年時に筋トレ中に脳内出血を発症し、選手を断念、学生コーチとして関わっていた。
関学卒業後、東京にある外資系の大手コンサルティング会社に就職をするがトラブルを起こし、退社に追い込まれた。
その後、外資保険のプルデンシャルに就職するが、コンプライアンス違反で事実上の解雇になった。
プルデンシャル保険会社は完全歩合制で、高井凛が配属された東京支社は、特にノルマがキツく、体育会系ノリの職場として有名だったという。
そして高井凛は入社して高い営業成績を上げるようになり、自宅は赤坂の家賃30万円の高級タワーマンションに住み、高級車ランボルギーニを乗り回す日々だった。
ところが、保険契約にいくつものコンプライアンス違反が発覚した。
顧客に保険内容を理解させないまま高額保険契約を結んでいたほか、見た目が爽やかで口も上手い彼は、独身女性に結婚をチラつかせて契約を取る、結婚詐欺やデート商法もしていたという。
そしてついに、高井凜は「業務停止」の懲戒処分になり、クビ。
ところが、クビになって2カ月後の昨年7月26日、高槻市に住む高井直子さん(当時54)が自宅の浴槽で変死体となって発見された。
高井凛は、違法に作成された高井さんと養子縁組の申請を高槻市役所に提出、受理されたが、→有印私文書偽造、同行使で逮捕され、クレジットカードを不正利用されたと偽って購入代金をだまし取った詐欺で再逮捕された。
そして本丸の犯罪は、独身で一人暮らしだった高井直子さんに合計1億5000万円の生命保険をかけ、直子さんを風呂場で溺死させ殺した。
直子さんには浴槽で首を絞められた跡が残っていた。
右手首には結束バンドが巻かれており、左手首にも痕跡が残っていたという。
事件の発覚は、彼女が勤務していたメガバンク系列の会社を無断欠勤したため、会社から連絡を受けた親族が自宅を訪ね、溺死していた直子さんが発見された。
一方、養子縁組の問題、
2020年に結婚していた犯人の高井凜は、民法上、養子になるにあたり妻と実父の同意が必要だが、凜は妻と実父の承諾を得ず、本人に成りすまして書類に記載し、高槻市役所に届け出ていた。
高井凛は逮捕時、ガールズバーの愛人と同棲していて、現在、妻と離婚調停中だという。
外資コンサルタント会社は、東大、早稲田、慶応の牙城、そこに明治、青学、立教、一橋が入るレベルで、関西の大学では難しいだろう。
さらに、田舎の関西から東京の大都会に出て来るのは「お上りさん」になって、東京ライフはちょっとイケてない。
★安倍晋三、暗殺事件。
警察庁の中村格・長官(59歳)は、安倍暗殺事件の責任を取って辞任するという。
「人心一新をはかるべく、長官辞職を願い出た」
また、奈良県警トップの鬼塚友章・県警本部長も「事態の重大さに鑑み、責任を取るべきであると判断した」と辞職表明。
「職を辞して責任をとるべきだと判断するにいたった」
警察庁長官は全警察のトップで、県警本部長は県警察のトップだが、それぞれ辞職表明は立派です。
ただ、実務部隊は警察庁と県警の警護警備課だが、辞職は無理か、生活もあるしな。警察の警護警備課はエリートコースなんだが、辞職はなくても更迭(異動)は避けられない。
(じゅうめい)