最初に一般的には仏像とはいわれていないが、
推定6mの親鸞の銅像を写真で紹介しておきます。
角にいるので、目立たず、
意外と参拝の少ない場所です。
さて、金曜、土曜と用事があったので、
今回の僧侶松本師の聴聞は、本日の日曜が始めて。
この前の「ご縁」にも出ていた方。
最初に942年に奈良で生まれた源信(げんしん)
という天台宗のおぼうさんの
書いた文章についての解説。
(話はそれてクイズ形式の問い)
除夜の鐘はなぜつくか?
108つの煩悩を消すためと言われているが違う。
108つもの煩悩があなたにあるんですよと
思い起こさせるため。
木魚をなぜたたくか?
(真宗はたたかないらしいが)
魚は目をあけて寝ている。
人に対して、目をあけているだけでなく
心を寝させるんじゃない。しっかりしろ。
という意味で木魚をたたく。
源信の文章について、
煩悩を持っている悪人とは、おごりたかぶる人と、
邪見をする人。
余談:
げんしんは、地獄というものを
定着させた人であるらしい。
邪見の例:
後輩の僧侶40歳ほど。
こども2人。
上の子が後輩でもあるおとうさんにクイズ。
太郎君は、かぜをひいて病院へ行きました。
途中、牛がもーと横切り、ちょうちょうが
飛んでいきました。
さて、太郎君は何の病気でしょう?
おとうさん:盲腸。
上の子:ブー。残念。
文章で書けばなんてことは無いのだが、・・・。
一瞬、あれっという反応も聴聞している人の中にはいた。
今度は、おとうさんのほうが、下の子に同じクイズ。
そしたら、下の子は、かぜと正解した。
おとうさん:盲腸と言わないの?
下の子:もうちょうって何?
次に、遺産相続(土地の分配)について、
聴聞している人に、僧侶がクイズ。
最初にいびつな形の土地を4人で同じ形で分けるには?
という難しい問題を出した。そしたら、
一人の聴聞している人がなんとか正解を出した。
次のクイズ。
実は、相続する土地は他にもあった。
→相続する土地が正方形の土地になった。
当初は相続人が4人だったが、隠し子がいて、
5人になった。
どう分ければよいか?
自分は、しばらく考えたが、すぐに答えがでないまま、
僧侶が正解を言った。
また難しい問題かと、かまえたが、なんてことは無い
問題だったのだ。まさに邪見をしてしまった。
経験に足をすくわれて、邪見をしてしまったりする。
私たちが正しいと思っている知識は、時として邪見となる。
猪瀬前東京都知事のデビュー作が、
「昭和16年夏の敗戦」。
昭和16年よりも数年前、ある機関が
戦争を始めたときのシュミレーションをした結果、
16年に敗戦するというものだった。
東条英機は、このレポートを読んだ。
まったくの机上のこととまでは言わないが、
しかし、かつて日露戦争で負けると思われていた
ロシアに勝ったではないか。
東条英機は、このレポートをお蔵入りさせた。
そして、昭和20年の夏、日本は敗戦することになる。
(東条英機の見方も邪見)
そして時は立ち、大震災で、原発事故が発生。
原発事故なんて起きない。だいじょうぶと、
邪見をして、十分な対策をしなかったため、
原発事故が起きた。
自分たちが都合のよいように、見たいものを
見ていたのではないか。
徳島のとある町(かいふ町?)。
自殺率が最も低い。なぜか?
近くの同じような地形の別の町と比較。
きづなを強めようとする傾向?
→NO。 老人クラブの加入率が
かいふ町は低い。
赤い羽根募金の金額が多い?
→NO。少ない。
横並び意識の強い別の町に比べ、
窮屈さがかいふ町の人には無い。
お寺への寄付は?
→かいふ町は多い。(僧侶はやや強調)
うつ病の患者は?
→かいふ町は多い。
正直にありのままをかいふ町の人は出せている。
隠さない。
軽いうつ病にとどまり、最悪な状況になっていない。
同じようなことに、いじめの問題。
あってはならない。なくしましょう。
→結果、隠してしまう。実際には
いじめはある。
幸せだと思っている人は多い?
→NO。かいふ町のほうが少ない。
これはデータが隠されている。
別の町は、横並び意識が強い。
回りの人を意識している。
なんとなく幸せと答えなければ
ならないという意識がある。
これも邪見。
今回の法話は、期待以上の奥の深い
法話だった。
今日は、北区のほうにケンブツに出かけよと
思っていたが、
法話の内容がよかったので、
午後の法話も、聴聞することにした。
推定6mの親鸞の銅像を写真で紹介しておきます。
角にいるので、目立たず、
意外と参拝の少ない場所です。
さて、金曜、土曜と用事があったので、
今回の僧侶松本師の聴聞は、本日の日曜が始めて。
この前の「ご縁」にも出ていた方。
最初に942年に奈良で生まれた源信(げんしん)
という天台宗のおぼうさんの
書いた文章についての解説。
(話はそれてクイズ形式の問い)
除夜の鐘はなぜつくか?
108つの煩悩を消すためと言われているが違う。
108つもの煩悩があなたにあるんですよと
思い起こさせるため。
木魚をなぜたたくか?
(真宗はたたかないらしいが)
魚は目をあけて寝ている。
人に対して、目をあけているだけでなく
心を寝させるんじゃない。しっかりしろ。
という意味で木魚をたたく。
源信の文章について、
煩悩を持っている悪人とは、おごりたかぶる人と、
邪見をする人。
余談:
げんしんは、地獄というものを
定着させた人であるらしい。
邪見の例:
後輩の僧侶40歳ほど。
こども2人。
上の子が後輩でもあるおとうさんにクイズ。
太郎君は、かぜをひいて病院へ行きました。
途中、牛がもーと横切り、ちょうちょうが
飛んでいきました。
さて、太郎君は何の病気でしょう?
おとうさん:盲腸。
上の子:ブー。残念。
文章で書けばなんてことは無いのだが、・・・。
一瞬、あれっという反応も聴聞している人の中にはいた。
今度は、おとうさんのほうが、下の子に同じクイズ。
そしたら、下の子は、かぜと正解した。
おとうさん:盲腸と言わないの?
下の子:もうちょうって何?
次に、遺産相続(土地の分配)について、
聴聞している人に、僧侶がクイズ。
最初にいびつな形の土地を4人で同じ形で分けるには?
という難しい問題を出した。そしたら、
一人の聴聞している人がなんとか正解を出した。
次のクイズ。
実は、相続する土地は他にもあった。
→相続する土地が正方形の土地になった。
当初は相続人が4人だったが、隠し子がいて、
5人になった。
どう分ければよいか?
自分は、しばらく考えたが、すぐに答えがでないまま、
僧侶が正解を言った。
また難しい問題かと、かまえたが、なんてことは無い
問題だったのだ。まさに邪見をしてしまった。
経験に足をすくわれて、邪見をしてしまったりする。
私たちが正しいと思っている知識は、時として邪見となる。
猪瀬前東京都知事のデビュー作が、
「昭和16年夏の敗戦」。
昭和16年よりも数年前、ある機関が
戦争を始めたときのシュミレーションをした結果、
16年に敗戦するというものだった。
東条英機は、このレポートを読んだ。
まったくの机上のこととまでは言わないが、
しかし、かつて日露戦争で負けると思われていた
ロシアに勝ったではないか。
東条英機は、このレポートをお蔵入りさせた。
そして、昭和20年の夏、日本は敗戦することになる。
(東条英機の見方も邪見)
そして時は立ち、大震災で、原発事故が発生。
原発事故なんて起きない。だいじょうぶと、
邪見をして、十分な対策をしなかったため、
原発事故が起きた。
自分たちが都合のよいように、見たいものを
見ていたのではないか。
徳島のとある町(かいふ町?)。
自殺率が最も低い。なぜか?
近くの同じような地形の別の町と比較。
きづなを強めようとする傾向?
→NO。 老人クラブの加入率が
かいふ町は低い。
赤い羽根募金の金額が多い?
→NO。少ない。
横並び意識の強い別の町に比べ、
窮屈さがかいふ町の人には無い。
お寺への寄付は?
→かいふ町は多い。(僧侶はやや強調)
うつ病の患者は?
→かいふ町は多い。
正直にありのままをかいふ町の人は出せている。
隠さない。
軽いうつ病にとどまり、最悪な状況になっていない。
同じようなことに、いじめの問題。
あってはならない。なくしましょう。
→結果、隠してしまう。実際には
いじめはある。
幸せだと思っている人は多い?
→NO。かいふ町のほうが少ない。
これはデータが隠されている。
別の町は、横並び意識が強い。
回りの人を意識している。
なんとなく幸せと答えなければ
ならないという意識がある。
これも邪見。
今回の法話は、期待以上の奥の深い
法話だった。
今日は、北区のほうにケンブツに出かけよと
思っていたが、
法話の内容がよかったので、
午後の法話も、聴聞することにした。
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