よろず戯言

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ボルケニオンと機巧のマギアナ

2016-08-17 08:36:12 | 映画

先日の休みに息子と映画を観に行った。

ポケモン・ザ・ムービーXY&Z"ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ"だ。

夏休み恒例、ポケットモンスター映画の19作目。

ビクティニと白き英雄レシラムから、毎年 子供たちと観に行きはじめて6作目の鑑賞。

今回も監督は湯山邦彦氏。

キャッチコピーは、"熱き魂の声(ソウルハート)が聞こえるか!?"。

 

 

もう息子も小学校6年生。

今年こそポケモン映画は卒業かな?そう思っていたが、

数年前に発売された、ポケットモンスターYを未だプレイしているし、

この秋に発売される新作、ポケットモンスターサン/ムーンにも興味津々。

夏休み前に、この映画を観たいかどうか訊いてみたところ、

卒業どころか、「観たい!観たい!!」と返答。

 

前売特典でもらえた、ポケモン大集合ポスター。

 

すぐに前売券を購入。

ポケモン映画は、前売特典で限定のポケモンが配布されるので、

公開前に観ると決めたら、迷わず前売券を買うのがベター。

まあ、ゲームソフトを持っていなけりゃ意味のない特典ではあるけれどね。

ただし、今回は前売特典でポスターも付いてきた。

先に行われたポケモン人気投票。

その名も、"ポケモン総選挙720”!

AKBのパクリか!

  

前売特典でもらえた、ボルケニオンの受け取りガイドと受け取りコードの付いたチケット。

まだ受け取ってないや。

 

そのポケモン総選挙の告知ポスターに、

これまでに登場したポケモン、全720匹がぎっしりと描かれている。

それと同一のポスターも、前売特典としてもらうことができた。

ゴチャゴチャとキャラクターが描かれたイラストが大好きな自分。

実はこのポスターの方が欲しかったり。

 

 

ポケモン総選挙で見事一位になったポケモンは、映画館でプレゼントされるという。

前にアルセウスもらったときと同じようなイベントだけど、

今回は投票対象がノミネートではなく、全ポケモンから。

自分は欲しいポケモンとかそういうのは関係なく、純粋に一番好きなポケモンを選んだ。

ウツボット。

男は黙ってウツボットだろ?!

あの、ウツボカズラなデザイン、たまらない。

まあ、結果はゲッコウガが1位。

ウツボットは・・・473位!

・・・。

 

 

ウツボット最高!

 

まあウツボットの順位は妥当なところかもしれない。

劇場でもらえるポケモンはゲッコウガに決定。

自分はポケットモンスターXで最初に選らんだのがハリマロンだったので、

まあ、ゲッコウガもありがたくちょうだいする。

持ち物のマスターボールもおいしい。

息子は残念ながら、最初にケロマツを選んでしまっているので、

今回のゲッコウガは微妙みたいだったが、

昨年宿題をまったくやっていなかったという理由から、

元妻に3DSもソフトも全て没収されていて、そもそも受け取ることができなかった。

 

そんなこんなで今年の夏もポケモン映画鑑賞に臨んだ。

 

 

旅を続けるポケモントレーナーのサトシ(松本梨香)たち一行。

旅の途中、仲間のシトロン(梶裕貴)とポケモンバトルの特訓。

そのバトルのさなか、突如、大きなポケモンが降って来た!

真っ赤な体の大きなポケモン、ボルケニオン(市川染五郎)だ。

極度の人間嫌いのボルケニオン。

サトシ達に悪態ついて、その場を去ろうとするも、

体に装着された謎のリングで、サトシと引き合い、どうやってもサトシが引っ付いて来てしまう。

さっきのボルケニオンの落下の衝撃で、サトシにも謎のリングが装着されてしまい、

サトシとボルケニオンは、磁石のようにお互い引きつけてしまうのだった。

 

 

ボルケニオンにひっついたまま、サトシ達がやって来たのは、

500年前のカラクリが生きる都市、アゾット王国。

町じゅう至る所にあるカラクリに驚く一行だったが、

ボルケニオンはサトシ達に構わず、その中心部にある城へと向かい、

アゾット国の王子ラケル(中川翔子)と、大臣のジャービス(山寺宏一)と対峙する。

そこで、サトシ達の協力あって、捕われていたポケモン、"マギアナ"を救出。

 

 

人知れない場所にある自然豊かな場所、ネーベル高原。

ボルケニオンとマギアナはここで、たくさんのポケモン達と暮らしていた。

だが、サトシ達人間を見て、警戒して隠れるポケモン達。

ポケモントレーナーに捨てられたり、ポケモンハンターに襲われたり、

ここで暮らすポケモン達は、かつて人間に酷い目に遭ったポケモンばかり。

それを守っているのが、ボルケニオン。

そのため、ボルケニオンは極度の人間嫌いだったのだ。

 

 

ネーベル高原に黒い霧が立ち込める。

再びマギアナを捕獲せんと、大きな飛空挺でラケルとジャービスが出現。

自身が開発した、ポケモンを強制的にメガシンカさせる術を使って、

メガシンカした強力なポケモン達を操り攻撃を仕掛けてくる。

さらに、ネーベル高原のポケモン達を罠にかける。

ポケモン達を助けたくば、マギアナを渡せと脅す。

ジャービスの口車に乗るなと、拒絶するよう叫ぶボルケニオンだったが、

マギアナは罠にかかったポケモン達を助けるため、

自分の意思で自らジャービスの飛空挺に乗り込んでしまう。

 

 

再び捕われてしまったマギアナ。

マギアナは500年前、天才科学者エリファスによって作られた人造ポケモン。

そのマギアナの動力源である、ソウルハート。

このソウルハートは、封印されたアゾット国の空中要塞の動力源でもあった。

ジャービスの狙いは、この強大なパワーを宿したソウルハート。

空中要塞を復活させ、王国の支配をもくろむ。

ジャービスは躊躇することなく、マギアナを行動不能にし、

その心臓ともいえるソウルハートを抜き取り、ついに空中要塞を起動させてしまう。

動かなくなったマギアナを無造作に飛空挺から投棄し、

空中要塞のパワーを見せつけるため、その破壊エネルギーをネーベル高原へ向ける。

だが、要塞のコアとなったソウルハートには、マギアナの意識が生きており、

必死にジャービスの攻撃命令を拒んでいた。

 

 

ボルケニオンとサトシ達は、ジャービスの野望を阻止するため、

マギアナのソウルハートを取り戻すため、空中要塞へと突入。

ラケルの姉、キミア王女(松岡茉優)も協力し、

ジャービスのメガシンカポケモン軍団との壮絶なバトルがはじまる。

要塞の中枢では、ジャービスがソウルハートからマギアナの心を消し去ろうとしていた。

ボルケニオンとサトシ達は、ジャービスを野望を阻止し、

空中要塞の攻撃からネーベル高原を守ることができるのか!?

ソウルハートを取り戻し、マギアナを救うことができるのか!?

 

 

なかなか面白かった。

メガシンカしたポケモンが多数登場し、チビッコ達も大満足。

XYで残った最後の伝説のポケモン、ジガルデさんもしれっと複数のフォルムで登場。

総選挙で一位に輝いたゲッコウガさんは、あまり活躍していなかったような・・・?

空中戦が多かったから、飛行ポケモンたちの活躍が目立ったかな。

空を飛べないはずのポケモン達は、"サイコキネシス"で浮遊されている設定。

フーディンとサーナイト大変だったろうな。

 

 

ボルケニオンは、あまりカッコイイとは思えないデザイン。

これまでの伝説ポケモンに比べると、非常に安っぽいというか、

メタグロスやヒードランクラスのデザイン。

うまく言えないけれど、なんか伝説っぽくない。

マギアナも、女の子ウケしそうなデザインだけど、そんなかわいくない。

メロエッタとかディアンシーの方がかわいいと思う。

ロマンシング・サガ2の、コッペリアを思い出した。

あと、球体になって防御姿勢をとるのだけど、

それ見てバウンド・ドックのMA形態を思い出した。

 

 

 

・・・ラピュタじゃね?

これ、天空の城ラピュタだよね?

ジャービスがムスカで、マギアナが飛行石を持つシータで。

ボルケニオンが・・・パズー?

あ、でも最初空から降って来たのボルケニオンだったから、ボルケニオンがシータか!

いや、やっぱりマギアナがシータで、声も似てるしサトシがパズーってことで、

ボルケニオンは・・・あのシータを必死に守ろうとしていたロボットだ!

 

今回、かっこよかったニャースさん。

ソーナンスとマーイーカの出番なし。

 

ワンピースにドリーにルドルフ、ペット・・・。

興行収入とか観客動員数とか、数字的なことはよく判らないけれど、

競合するアニメ映画が次々と公開され、今年は苦戦している感がある。

巷じゃポケモンGOとかが流行っているけれど、それが映画の観客増までは繋がらないか。

 

声がまったく染五郎さんじゃなかった。

なんでもボルケニオンの姿や大きさ設定なんかを見て、声色をイメージしたとか。

歌舞伎役者も凄いなあ。

 

 

息子に買ってあげた下敷きと、娘にお土産で買ったハンドタオル。

下敷きの表は映画のパッケージで裏はマギアナのデザイン。

 

鑑賞特典でもらえた、マギアナのガオーレディスク。

これでマギアナもポケットモンスター次回作のソフト上でもらえるのかと思ったら、

ガオーレとかいう、ゲームセンターで使えるだけのカード?だった。

ポケモントレッタってもう、なくなったの?

 

 



2 コメント

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ムーン、いつ買うか分からないけれど失くさないようにしよう ()
2016-08-22 12:57:01
トモユキさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
入院していたので、コメント返しが遅れました。
 
劇中のポケモンバトルはいつも大混戦で、
どれかひいきのヤツ一匹に絞って観ようとするのですが、
そうすると、ほんの一瞬しか登場しなかったり、
意味もなく破壊光線?出していたりと、つまんなかったりするので、
団体戦はやっぱり全体を観て楽しむべきですね。
 
ボルケニオンとマギアナの夫婦漫才のようなシーン、
救出されて、街の水路みたいなところで、
ひと行きついていたところかな?
あそこで水路に転落するシーンは笑いました。
以外とマヌケだし、ああなっちゃうと手も足も出ないんだな・・・と。
 
ガオーレはトレッタの後継でしたか。
トモユキさんがおっしゃるように、
他のサイトでも、トレッタの倍は100円玉が消えると書かれていました。
金ごっそり取れる筺体じゃなきゃ、ゲームセンターに置いてもらえないので、
コレクション性のあるゲームでの、こういう仕様は仕方ないですね・・・。
 
息子は妖怪ウォッチにハマっていたのは、ほんの一年足らずでした。
あっちはポケモンよりも年齢層が低いみたいですね。
年齢層といえば、今回は、幼児向けの短編がなかったので、
ダレずにサクッと観ることができました。
あれ大人からすれば要らないんですよね・・・。
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ボーマンダは64位でした (トモユキ)
2016-08-19 19:22:23
お久しぶりです。
息子さんは妖怪ウォッチに夢中と
伺っていましたが、一緒にご覧になったのですね。

去年同様、他のアニメ映画と競合しているため、
今年も苦戦中らしいですが、
自分は終盤のメガシンカ軍団とのバトルシーン、
夫婦漫才みたいなボルケニオンとマギアナの
痛快なやり取りに釘付けでした。

ガオーレはトレッタの後継機で、
体験会を機に自分も何度かプレイしていますが、
凄まじい勢いで100円玉が消えていくので、
お財布に非常に優しくないシロモノと
なっております。
なお、マギアナのディスクは、
サンムーンでマギアナを入手するためにも
使うとのことなので、次回作もプレイされるならば、
無くしてしまわないようにご注意を。
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