今日9月19日は中秋の名月。
一年でもっとも月が美しく見えるとされる日。
今はもうアストルティアでは見ることができない、ふつうの色で輝く月。
帰宅中に空を見ると、なるほどまったく欠けていない美しい満月が確認できた。
おっと運転中にあまり月に見とれていてはいけない。
追突事故を起こしかねない。
統計で満月の夜は交通事故が多いというが、これは本当かもしれない・・・。
八木山峠の手前で、車4台の玉突き事故現場に遭遇。
まだ警察も来ておらず、事故車両で下り車線が塞がれていて、渋滞がはじまっていた。
それはそうと、昨年の中秋の名月は確か台風が接近していて、
どんよりとした曇空で、ススキと団子を用意していたにも関わらず、
雲が途切れた一瞬にしか月を拝むことができなかった。
だが今年は夜の空も晴れていて、美しい満月を堪能できる。
そんな夜空も晴れて、虫の声が心地よく、月の美しい最高の秋の夜、
昨年は月に関する歌をいくつか紹介したが、
さて今年はどんなネタをブログにしようかと考えていたが、
帰宅途中にいきなりひらめいて、ジャスコへと寄り道。
フードコートへと向かう。
ファストフード・ハンバーガー最大手のマクドナルド。
そしてそれと向かい合うようにある、ロッテリア。
それぞれの店で、“月見バーガー”と、“半熟タマてりバーガー”のみをオーダー。
今年はこれだ!
月見バーガー食べくらべ!
まずはロッテリアの半熟タマてりバーガー。
マクドナルドの月見バーガーが秋だけの限定メニューなのに対し、
ロッテリアのこれは、レギュラーメニューとして通年味わうことができる。
ソースたっぷりの甘いテリヤキパティに、
マヨネーズのかかったシャキシャキレタス、
そしてそれに挟まれた、半熟の目玉焼き。
一口食べると、とろりと黄身があふれてきて、
甘辛い照り焼きソースとマヨネーズと絡んで絶品。
紙にくるんだまま食べないと、確実にソースと黄身をこぼしてしまう。
テリヤキバーガーはロッテリアに限らず、あまり好きではないのだが、これだけは別。
半熟タマてりバーガー、自分はロッテリアではほぼ確実に注文するのでよく知った味。
カジュアルなマック、ブルジョアなモスに比べると、
どうしても中途半端なイメージを抱かれ、
親会社の韓国資本な体質が相まって、敬遠されがちなロッテリアだが、
“しばじゅん”こと柴田淳はじめ、この半熟タマてりのファンは多い。
実は、他にも えびバーガーや絶品チーズバーガーなど、
モスに匹敵する美味いメニューも充実していて、たまに無性に食べたくなる。
マックやモスに比べ、店舗数が少ないのが痛い。
次いで、マクドナルドの月見バーガー。
秋になると、もう風物詩のように月見バーガーのCMが放映されはじめる。
ここ数年はあの月で餅つきしているウサギが出ていたが、今年のは違ったな。
意外にもマックの月見バーガーを食べるのは今回はじめて。
これまで食べたいと思っても、あまりマックに食指が動かないため寄る機会がなく、
気が付けば販売が終了して、グラタンコロッケバーガーに変わっていたり・・・。
で、初めてこの月見バーガーを食べてみた。
まずはパンズの表面にまぶされた白ゴマにうっとり。
ゴマが付いているだけで豪華に感じてしまう。
あんパンもケシの実が付いているだけで、豪華に見えるもんな。
塩コショウのみで味付けされた、ワイルドなパティと、
これまた塩コショウのみで焼かれたベーコンが一枚。
それに挟まれる格好で目玉焼き。
ただし、こちらは半熟ではなく、しっかりと焼かれている。
野菜は入っていないが、なぜかオーロラソースがかけられていた。
食べるとビーフ100%の肉の旨みが堪能できる。
もっとできたてアツアツで食べれば、肉汁の旨みも堪能できたのだろうが、
持ち帰ってから冷めた状態で食べたため、ちょっと汁気がなく、
目玉焼きが半熟でなく、しっかり焼かれているのも相まって、全体的にパサついた食感。
ただ、甘辛いソースじゃなく、塩コショウのワイルドな味は魅力的で、
これは本当に熱いうちに食べたかった。
ロッテリアとマクドナルドの、
“月見”的な卵を使った、代表的なメニュー、二品を食べ比べてみたが、
比較するようなものではなく、まるで別モノだという結論に至った。
これは完全に好みが別れる。
さあ、月を眺めながら、好きな方を頬ばるのだ!
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