桃鉄の物件紹介、今回は中津の"1万円札せんべい屋"。
桃鉄では九州北部に位置する物件駅。
ここを独占すると、歴史ヒーローとして福沢諭吉が登場!
皆の所持金を平均にしてしまうという、荒技を披露してくれる。
自分がトップに居るときは、味方にしたくない。
前に、空缶さんや、ひすいさんらとオンラインでやったとき、空缶さんが味方につけていて、
ひすいさんが多額の借金を背負っていたときに、上記の所持金平均が発動!
上位に居た自分や空缶さんらが悲惨な目に遭った・・・。
1万円札せんべい屋は、オーソドックスな食品物件。
全体の物件額が安いので、序盤でも独占しやすい駅だ。
福沢諭吉は絶対に味方にせんぞ!
大分県中津市。
自分の住んでいる福岡県と隣接しているうえに、割と近いため、
大分県の自治体としては、日田市と並んで馴染みがある町。
かつては中津藩として城下町が敷かれ、
同じ豊前国として、小倉藩~豊津藩と、古くから交流も盛んであり、
今現在も、大分県に属しながら、北九州市や京築・筑豊地方との交流が強い。
そんな中津市出身の偉人が、福沢諭吉。
正確には大阪出身らしいが、父が中津藩士で出向先の摂津藩で生を受けたらしく、
幼い頃に父が亡くなったため中津へと戻り、幼少期~青年期までをそこで過ごしている。
このとき、彼の才能が開花し、19歳で長崎へ蘭学を学びに、
そして大阪・江戸へ遊学し、さらにはアメリカにヨーロッパと渡り歩き、
明治に没するまで様々な功績を残す偉人になる。
現在の一万円札紙幣の肖像にもなっており、
私立の名門、慶応義塾大学の創始者であり、
日本の教育や経済発展の欧米化を推進した人であり、
伝染病の研究所を設立した人であり、
まあ、教育家,思想家として、他にも色々と尽力した人である。
そんな福沢諭吉だが、やはり皆が最初に思い浮かぶのは、やっぱりマネーだろう。
聖徳太子からバトンタッチして、一万円札の肖像になって二期目の福沢諭吉。
映画ビリギャルでもネタになっていたけれど、
偉人や歴史に興味のない人にとっても、すっかり馴染みの人物だ。
そんな一万円札の人の出身地として、中津市にあるのが福沢諭吉・旧邸と記念館。
福沢諭吉・旧邸。
隣接して記念館がある。
最近は昨年の大河ドラマだった軍師官兵衛の影響で、
中津ゆかりの歴史人として、黒田官兵衛の方がクローズアップされていたが、
やはり福沢諭吉の方が古くから知られていて、地元の人からも尊敬されているようだ。
それで、その中津市に昔からあるみやげ菓子。
それが、"一万円札せんべい"。
昔からといっても、一万円札の肖像が聖徳太子だった頃はさすがになかっただろう。
複数のメーカーから"一万円札せんべい"として、類似したものが販売されている。
昨年、中津へ行ったとき、みやげ物屋で色々と見て、
そのなかで、もっともパッケージがシックで、オーソドックスなもの、
せんべいの大きさも、できるだけ本物のお札に近いものをチョイス。
パッケージにはもちろん、福沢諭吉の肖像と、あの名言が記載されていた。
内部はエアキャップで大切にくるまれていた。
もろく割れやすい玉子せんべい、せっかくおみやげに購入しても、
割れたり、ひびが入っていたりしたら台無しだ。
しかも、お札がモチーフ、これが割れてちゃ縁起が悪いって思うひともいるだろう。
そういった客への配慮だろうか、多少過剰にも思えるが、丁寧な包装がなされていた。
エアキャップで丁寧にくるまれたせんべい。
個包装のデザインは、なんとなくお札を束ねた状態に見える。
たぶん紙幣の封帯を意識したデザインなんだろう。
中身は、まあふつうの玉子せんべいだ。
香りも味も食感も、いたってふつうのそれ。
ちょっと大きめなので、食べ応えはある。
ただ、焼印がけっこうショボかった。
これは各メーカーのものを複数購入してみて、比較してみないとなんともいえないが、
あんまり緻密な再現はできないだろうから、これでも頑張っている方なのかもしれない。
焼印はもちろん表面だけ。
せんべいだけでなく、クッキーやチョコレートもある。
何年か前に耶馬渓に行ったときには、一万円札のチョコレートを買った。
実物の一万円札にふたまわり大きいくらいの箱入りだった。
きっとあの大きさのデカイ一枚ものの板チョコが出てくるものだと期待していたら、
中から、小袋がポロポロと・・・。
まあ小粒のチョコレートが入ってて、箱だけかよ!とがっかりした。
そんなのもあって、お土産として形状やディテールにこだわりたい場合は、
やっぱり、この一万円札せんべいが一番だなと思う。
湿気やすいから、開封後はお早目に。
本物と並べてみた。
門閥制度は親の敵でござる!
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