懐かしの駄菓子紹介。
今回はフルタ製菓の“セコイヤチョコレート”。
昔ながらのレギュラー二種。
ミルク味といちご味。
やたら剥がしにくい薄っぺらいセロファンと銀紙に包まれた細長いチョコレート。
細いウエハースのなかにチョコレートクリーム。
そしてその外側を、かまぼこ状に覆うチョココーティング。
サクッと軽い、チョコレート菓子。
自分が子どもの頃からある、定番の駄菓子チョコレート。
おそらくチョコレート駄菓子では、
松尾製菓のチロルチョコに次ぐ知名度と歴史あるお菓子だと思う。
チョコの表面には木の幹を模した模様が施されている。
1本30円。
チロルチョコと比較すると割高のような妥当なような、なんとも微妙な価格設定。
やおきんのボノボンと比較すると割高感が否めない。
食感は良いが、味はしこたま甘くチョコレート感はほとんどない。
まあ子ども向け駄菓子なんで、それは仕方がない。
これと似たチョコレートで、ネスレのキットカットがある。
あっちは駄菓子とはいえないので比較するのもなんだけど、
チョコレート感もミルクの風味も圧倒的に劣る。
セコイヤチョコレート断面。
そんななか、昨年だったか、
大人向けのセコイヤチョコレートが発売された。
その名も、“カカオ薫る贅沢ブラック”。
黒基調のシックなパッケージ。
通常のミルク味と比較して、外のチョコレートも中のチョコクリームも色が濃い。
食べると、甘みが抑えられていてビターな感じ。
そして香りも、通常のミルク味よりも、
ふつうのチョコレート(明治やロッテの駄菓子でないチョコ)並に、チョコらしい香りはする。
これで価格は、ミルク,いちごと同じ30円。
まあ駄菓子のチョコレートとしては贅沢な仕様であることは間違いない。
右:贅沢ブラック
左:ミルク
上:ミルク
下:贅沢ブラック(開封したら折れていた・・・)
この贅沢ブラック、レギュラーラインナップになったようで、
ミルク,いちご,贅沢ブラックの三種が現在のレギュラーラインナップなようだ。
昨年まであった、抹茶味はどうやら発売終了した模様。
また、大阪芸術大学とコラボした、ミックスジュース味も姿を消した模様。
大阪をイメージした5種類のパッケージが目を引く、おみやげ向きの商品だった。
でも、全国のコンビニで売られていたようだけど・・・。
パッケージは全部で5種。
通天閣やビリケンさん,たこ焼き,「ナンデヤ!」と叫ぶおばちゃんなど、カラフルで楽しめた。
5種並べた写真も撮っていたけれど、画像ファイルが破損していてまぼろしに・・・。
糞デジカメめ!
メモリーカードが悪いんか?
よく判らないけれど、ミックスジュースって大阪発祥なのかな?
前にやはり大阪の企業サンガリアが、みっくちゅじゅーちゅとかいう商品販売していたな。
あれはサンガリア唯一の“おいしい”ジュースだった。
発売当初、気に入って箱買いしていた。
それにしてもサンガリアのドリンク、
“果てしなく自然飲料を追求”しているくせに、なぜにあんなにもおいしくないのか?
おっと、サンガリアの悪口はこの辺にしておいて、
セコイヤチョコのミックスジュース味について。
まあ、バナナ味だったな。
セコイヤチョコレートの特長:包装がきれいに剥がせない。
セコイヤチョコレートでいちばん思うのが、その名前。
“セコイヤ”って何?って疑問に思う。
調べてみたら、木のセコイアのことを挿していた。
大阪だからなまっているのか?
まあそれはさておき、名前の由来だが、
子ども達にこのセコイヤチョコレートを食べて、
セコイアの木のように大きく成長して欲しいと願いを込めて、こう命名されたのだとか。
チョコレート表面の木の幹のような模様はそれを意味している。
ここ数年、有楽製菓のブラックサンダーやボノボンの陰に隠れていたが、
やはり駄菓子チョコレート界に、このセコイヤチョコレートはなくてはならない存在。
スーパーやコンビニでも大抵置かれている。人気のある証拠だ。
原材料が高騰するなか、価格据置で健闘している。
来月には新味、“フレンチトースト味”が登場するとか。
なんでも焼いて食べることができるそうな。
これは焼きキットカットのパク・・・。
・・・いや、フレンチトースト味の発売が楽しみだ。
焼いて食べるぞー!
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