風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

結婚式での『讃美歌』

2012年02月06日 | 回想録
結婚式でのお話です。

牧師さんが外国人特有のイントネーションで、
「それでは~、皆様ぁ~ごっ起立下さ~い。賛美歌を~歌いましょう~」と促しました。
みんなゴソゴソと起立します。

このシーン、賛美歌でいつも思う事なのですが、自分のキーが合わないと低音で歌えば良いのか、オクターブ上げた方が良いのか迷うのです。節によって上げたり下げたりいい加減に口先だけで自信なさげに口ずさみます。
それって自分だけではないと思うのですよ。

だいたいね。教会より社寺仏閣がお似合いの方々が前列を占めます。信者でもない限り、普段耳にすることもないだろうし、カラオケ行って「今日は、讃美歌でも入れちゃおうっかなっ!」って人もいないしね。
口パクやボソボソ声で歌うのが常なのです。

ところがね。

パイプオルガンの前奏の後、素晴らしい歌声が教会に響き渡りました
教会の計らいで合唱団が入って来たのかと思いきや、
なんと、
歌っていらっしゃったのは、後列の列席者、新郎新婦の友人達なのです。
二番からは綺麗にハモり始めました。

思わず、牧師さんも「ブラボー~」なのか、「ワンダホー~」なのか驚きの表情です

『クリスマスの約束』を思い出しました。

あとで分かったのですが、新郎新婦は学生時代、合唱団に所属していたとのこと。

まさに腹式呼吸の美声、思わぬサプライズに感激でした。
素敵でしたよっ!

でも君達、カラオケで『讃美歌』歌ってるでしょ


コメント (4)
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