快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - モモトンボ(Momotombo)火山噴火から

2015-12-04 18:47:21 | 地震 津波
 前回の当ブログ記事でモモトンボ(Momotombo)火山を「ここはナスカプレートに隣接するココスプレートの関連エリアです。」と書きました。
 チリ地震や南米での地震や火山がナスカプレートの潜り込みに関連するもので、潜り込まれる方は南アメリカプレートです。
 日本では例えば西ノ島は潜り込む方は太平洋プレート、潜り込まれる方はフィリピン海プレートと言う観点と同じです。
 同様に、モモトンボ(Momotombo)火山はナスカプレートに隣接するココスプレートが潜り込む方で、潜り込まれる方はカリブプレートです。
 想定される原理としては次の通りです。
 最近のチリ地震でナスカプレートの突っかえ棒が外れ、隣接するプレート境界部に負担がかかり次々と地震が発生、そしてプレートの勢いが増した分、プレートの潜り込む勢いも増してマグマの加熱が増大して南米で火山噴火。
 そして同じ東太平洋海嶺から発して隣接するココスプレートまで勢いが増して中米で火山噴火したのどうか、今は様子見、と言う所です。
 木村政昭名誉教授の反時計回り説通りにプレートの勢いが北上している、と見て検証するのは、海底エリアが多いですが、測定技術の進歩と、更に一部は島もあり、GPS変位データ等である程度はわかると思います。



自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - ロサンゼルス郊外での道路隆起 その2

2015-12-04 07:36:56 | 地震 津波
 今度はニカラグアでも噴火がありました。

引用開始(一部抜粋)

http://www.afpbb.com/articles/-/3068958
【12月3日 AFP】中米ニカラグアで1日、西部にあるモモトンボ(Momotombo)火山が噴火した。

引用終了

 中米では火山噴火が活発化でしょうか。
 ここはナスカプレートに隣接するココスプレートの関連エリアです。
 以前にカナダ以南の北米で最近地震が少ない事を記事の中で書きましたが、カナダ西岸周辺ではやはり時々大地震が起きた事がわかって来ているようです。
「カスケード地震」で検索するとすぐに沢山出て来ます。
 最も基準となると思っているwikipediaでは、

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%89%E5%9C%B0%E9%9C%87
地質学的記録によれば、カスケード沈み込み帯において、モーメントマグニチュード (Mw)9規模の巨大地震は平均約500年の間隔(1万年間に19回発生)で、多くの場合津波を伴って発生したことが示されている。過去少なくとも13回にわたり、最短300年から最長900年、平均590年の間隔で発生した痕跡が残っている。以前の地震は1310年、810年、400年及び紀元前170年、紀元前600年に発生したと推測されている[6]。更に、後年の考古学的手法の調査により過去約1万年間に41回の地震が確認されていて、平均間隔は約240年[7]。

引用終了

 楽観的に見ればまだ50年~100年以上先、悲観的に見れば今すぐ起きてもおかしくない、と言うところでしょうか。
 ここで大地震が発生するのと、サンアンドレアス断層で有る程度の規模で地震が発生するのはどちらが先になるのかはわかりません。