快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - これから数日はどうなるのか その2

2015-12-19 00:08:00 | 地震 津波
 バヌアツで地震がありましたが、それ程大きくはないようです。

引用開始<一部抜粋)
http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/?source=sitenav
4.7
120km ESE of Port-Vila, Vanuatu
2015-12-19 02:43:40 UTC10.0 km deep
6.2
128km N of Isangel, Vanuatu
2015-12-19 02:10:53 UTC10.0 km deep
5.1
188km ESE of Lambasa, Fiji
2015-12-18 22:14:09 UTC541.4 km deep

引用終了

 フィジーでも更に少し前に地震はありましたが大きいとは言えません。
 国内も薩摩半島西方沖地震がありそうでまだ無<前回記事参照)、東北沖も有る程度の地震はあっても目だったものではないので、方向性が定まらない感じです。
 月齢はどちらかと言うと相対的には安全期。
 太陽CMEの影響も磁気嵐はある程度予想されてもXクラスとかMクラスとかで日本直撃方向でもないようです。
 全てが中途半端な時は中途半端な地震しか起きない、と言うのが普通の考えで、更にスーパームーンで月の引力変化が大きくなる「ストレステスト」が既に終了してからそれ程時間も経っておらず、あくまで確率論なので例外はありますが、ここ数日間、何かトリガー要素でも発生しないうちは大人しい地震しか起きないと見ています。
 いつもそうですが、地殻に貯まっている歪みの状況が大きく影響しますので、想定外の発震がゼロとは言い切れないのは同じです。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 富士山 箱根山 の今後

2015-12-19 00:08:00 | 地震 津波
 前回の記事を書いたすぐ後に薩摩半島直下の深発地震が起きました。
 ただ今回は無感地震の規模が小さいのと1回だけですので、今度は薩摩半島西方沖地震が起きるかどうかは何とも言えません。
 最近、震源エリアの分布が大きく変わって来たような時があるかと思うと、また元に戻った感じになったりで、どうも中途半端な状態の感じもします。

 記事のタイトルですが、以前に富士山噴火関連の記事でも多少触れました。
 今回はその先の理論構築をした内容を書いてみたいと思います。
 実際にどうなるのかは誰にもわかりませんが、筆者として構築した理論では結論から言うと、「富士山噴火、箱根山の噴火は全く無いわけではないかも知れないが、過去の頻度や規模から比較すると縮小して行く」と見ています。
 
 理由は単純で、「フィリピン海プレートに載っている伊豆半島と言う島が、北米プレートやユーラシアプレートに激突し、いまはこの島の北端周辺がプレートの潜り込みを妨げるストッパーになっているから」、と見ているかです。
 ストッパーになっているからフィリピン海プレートは潜り込みにくく、それは何千年、何万年と経つほどに更にもう潜り込みにくくなるわけです。
 しかし無理な押す力はかかっているわけで、それが今年に箱根山の火山活動の活発化にもつながり、今後に全く火山噴火がないわけでもない理由にもなると思われます。
 ではどこに噴火の中心が移って行くのか?と言うと、地震は別ですが、噴火についてはその位置は徐々に約南々東方向へ移って行くものと思われます。
 「フィリピン海プレートはこの周辺を含む伊豆半島東方沖あたりに於いて、既に衝突した伊豆半島やその北端周辺の下に、伊豆半島東方沖で潜り込もう、あるいは横ずれしようとするのではないか」、と言う事です。
 いずれにしろこのあたりで発熱しやすく、実際に火山として手石海丘が隆起し、爆発しました。

引用開始(抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%8B%E7%9F%B3%E6%B5%B7%E4%B8%98

手石海丘
手石海丘(ていしかいきゅう)とは、静岡県伊東市沖合に位置する海底火山。1989年の海底噴火により形成された。伊豆東部火山群の北部を占める。水面から立ち上る噴煙や噴出物の様子は、海岸線から直接テレビカメラで撮影できたこともあり、火山噴火の様子を確認できる貴重な映像資料となっている。

引用終了

 20世紀以降、「現実にここだけ」で新たな火山が発生しているのです。
 「富士山の頂上付近でが噴火するかどうか」よりも、「富士火山帯で噴火する可能性」の方が確率としては相対的に高いと考える背景はここにあります。
 ただこれから数百年程度の期間でこの傾向が顕著になるかどうかは分かりません。「何千年、何万年と経つほどにどう言う傾向が強くなるか」、と言う程度の話です。
 


自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - これから数日はどうなるのか

2015-12-19 00:08:00 | 地震 津波
 新月、或いは満月から既に数日を経過していて、どちらかと言えば筆者としては安全期。
 太陽の影響は、宇宙天気情報センターによれば、

引用開始(一部抜粋)

http://swc.nict.go.jp/contents/index.php
概況・予報
活動領域2469、2470などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
引き続き今後1日間、太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度はやや高速な450km/s前後で推移しましたが、地磁気活動は静穏でした。
16日14時(UT)頃に発生したCME(コロナ質量放出)の影響が本日から明日にかけて到来し、地磁気が乱れる可能性があります。
今後1日間、地磁気活動は活発な状態が予想されます。


引用終了

 南太平洋の地震や火山の発生は特に目立ったものも無し、と言う事でチリからの時計回り説からすれば、日本に来るのはまだ先かもしれないし、木村政昭名誉教授の反時計回り説から見ても、今は筆者はメキシコあたりと見てますので日本に来るのはまだ先か、と言う所です。
 鳥取県中部地震も今の所は再発が殆ど無くなり、以前に当ブログで記事にした通り、薩摩半島或いは南方沖直下の深発地震も無くなりつつあり、このままの状態であれば薩摩半島西方沖地震は減る傾向が予想されます。
 太平洋側では雲は少ないようですが、現状では日本海側でやや雲や水蒸気が多いように見え、宇宙からの影響は遮蔽される所も場合によってはある知れません。
 これだけで相当に地震回数や規模は減るのではないか? と言う所ですが、薩摩半島西方沖地震や鳥取県中部地震が少なくなった分、他のエリアでの地震の割合が増えて来た様子も多少あるので、どうも日本全体でプレート、あるいは地殻への力のかかり方が変わって来た感もあり、油断はできません。
 また気温低下が激しくなり、以前に当ブログで何度も記事にした通り、特に放射冷却による地殻温度分布の変化とそれによる「寒天のお皿化変形現象」があり得て、これが水平方向にも鉛直方向にも発生する事は可能性としては相対的には春、夏よりは高いと思われます。
 更に海水温度も低下が激しくなって来たエリアは同様です。ただこれは「海底の海水温度」或いは「海底の地殻表面や有る程度までの深さの温度」がわからないので全容は見えません。
 全体を見ていると判断はつきにくいです。
 最近は太陽でXクラスのフレアが有りません。
 「Xクラスのフレアがあった時に地球に直撃する事が暫く無かったため、これの影響を受けるタイプのトリガーで、かつ他のトリガー(例えば月齢や温度分布など)ではトリガーにはならない、或いはなりにくいタイプの歪みの所はストレスが蓄積されている可能性が場所によってはある」、と筆者は考えていますので、気にはなります。