快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  大隅半島東方沖の地震をどう見るか

2017-05-03 18:46:45 | 地震 津波
 大隅半島東方沖ですが有感地震履歴は次の通りです。

2017年4月30日 5時23分ごろ 大隅半島東方沖 M4.7 震度2
2017年4月30日 4時40分ごろ 大隅半島東方沖 M3.8 震度1
2017年4月29日 22時40分ごろ 大隅半島東方沖 M4.4 震度1
2017年4月29日 21時34分ごろ 大隅半島東方沖 M4.2 震度1
2017年4月29日 21時32分ごろ 大隅半島東方沖 M5.7 震度3

 それではと言う事で阿蘇山の地震計RMS振幅データはと言うと、

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_asos.html

引用終了(画像は直接御覧下さい)

 これを見るとわかるのですが、阿蘇山の地震計RMS振幅がピークを過ぎて下降し始めた「後」で大隅半島東方沖が発生してます。
 この事は何を示すのか?
 それはこのデータで見る限りでは次の通りです。
 「大隅半島東方沖の地殻間の固着を大きくなって周辺域に生じから阿蘇山の地震計RMS振幅が上昇したわけではない」。
 つまり大隅半島東方沖の地震は要因では無く結果の色彩が強い。
 では要因は何なのか?と言う事になるのですが、この間に発生したのはえびの高原 硫黄山の火山性活動の活発化と、桜島の噴火です。
 どちらも怪しいのですが、「大隅半島東方沖からの距離的を考えると桜島の噴火の要因となるプレートや地殻に動きが大隅半島東方沖の地震のトリガーになった配分比は高い、と言うロジックが通常なら成り立つ」と筆者は考えています。