快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  ロイヤルティ諸島エリアでM7の地震発生 これをどう見るか

2017-11-20 12:12:57 | 地震 津波
 ロイヤルティ諸島エリアの目立つ地震関連について最近何度か記事にしたのですが、ここでM7の地震が発生しました。
 UTC日時で先日からのM5以上の地震をEMSCで見て見ると次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

2017-11-20 02:20:54.9
34min ago
21.16 S 168.63 E 5 5.1 LOYALTY ISLANDS
2017-11-20 00:09:24.2
2hr 45min ago
21.41 S 168.82 E 10 5.8 LOYALTY ISLANDS
2017-11-19 23:24:48.4
3hr 30min ago
21.44 S 168.57 E 20 5.1 LOYALTY ISLANDS
2017-11-19 22:58:59.1
3hr 56min ago
21.37 S 168.51 E 10 5.1 LOYALTY ISLANDS
2017-11-19 22:43:30.0
4hr 11min ago
21.30 S 168.74 E 12 7.0 LOYALTY ISLANDS
2017-11-19 19:34:22.8
7hr 20min ago
21.48 S 168.78 E 10 5.3 LOYALTY ISLANDS
2017-11-19 17:34:32.2
9hr 20min ago
2.90 S 129.59 E 48 5.0 SERAM, INDONESIA
2017-11-19 16:08:07.4
10hr 46min ago
21.15 S 168.61 E 10 5.9 LOYALTY ISLANDS
2017-11-19 15:09:04.9
11hr 45min ago
2017-11-19 11:27:44.3 21.49 S 168.75 E 10 5.3 LOYALTY ISLANDS
2017-11-19 09:56:01.4 21.62 S 168.75 E 10 5.2 LOYALTY ISLANDS
2017-11-19 09:25:47.8 21.48 S 168.77 E 15 6.3 LOYALTY ISLANDS

引用終了

 M7もさる事ながら、UTC日時で先日から世界で発生したM5以上の地震の殆どがロイヤルティ諸島エリアのものだと言うのも印象的です。
 このエリアの目立つ地震については以前の記事にした通り、今後、ケルマディック諸島エリアの目立つ地震発生という連動傾向が再現するのか?と言う点がまず有ります。
 そして更に以前に記事にしたいおうにバヌアツで火山活動が活発化した事がバヌアツの目立つ地震が減少した理由だと仮にしたと仮定した場合、次のような見方も可能性としては考えられなくもない、と言う事に行き着きます。
 それは次の通りです。
 「バヌアツで地殻やプレート境界部の固着が減ってスムーズの滑りやすくなった為に滑る時の発熱でマグマが発生しやすくなった、と言うならば、今度は地殻やプレートの力が隣接部や近接エリアにかかり、突っかえ棒の交代理論から行けばロイヤルティ諸島エリアの目立つ地震につながった事は考えられなくも無い。そして仮にそうならばロイヤルティ諸島エリアの目立つ地震多発はバヌアツでの目立つ地震に相当する、と言う事にもなってしまうので、バヌアツの法則を適用するケースとなる可能性はゼロではない」。
 今後、2週間くらい、と言うと次の満月、そして期間を更に長めに考えるとそのまた次の満月前後も上記の原理が仮に成り立ったと言うケースに過ぎませんが、どちらかと言えば要注意、と言う事になります。
 そして次の次の満月、それは来年1月2日のスーパームーンなのですが、果たしてどうなるでしょう。

仕組みとアプローチ -  南極の火山活動活発化で更に考えられる事

2017-11-20 00:46:23 | 地震 津波
 次の例は南極ではなく、北極圏で既に発生している事です。

引用開始(一部抜粋)

http://www.sankei.com/photo/daily/news/160507/dly1605070004-n1.html

北極に「黒い氷」広がる 温暖化、氷床融解を加速

 温暖化が進む北極圏グリーンランドで、微生物が大量に繁殖し氷床が黒くなる現象が確認され、2012年には黒い部分の面積が、四国の1.5倍に相当する約2万7千平方キロメートルに拡大したことが7日、千葉大の竹内望教授(雪氷生物学)らの衛星画像を使った調査で分かった。国際科学誌電子版に発表された。
 竹内教授は「黒い氷は太陽光を吸収しやすい。気温上昇に加え、さらに融解を速める一因となっている可能性がある」と指摘している。
 竹内教授によると、黒い氷の原因は藻類やバクテリアなどの微生物などに由来する「クリオコナイト」と言われる直径1~2ミリの物質。クリオコナイトが底にたまった氷床の穴が気温の上昇で解け、氷床の表面に散らばって、氷が黒く見える。

引用終了

 このケースが南極で起きるとすればそれは南極で大規模な火山噴火が発生し、しかもその火山灰の種類が藻の繁殖に適した場合なのですが、火山灰の成分が通常の藻にはあまり適していないとしても、藻には多くの種類が有り、その火山灰や酸性に強いものも有るかも知れません。
 仮に火山灰の成分の一部を繁殖に使うタイプの藻が増えればの話ですが、やはりその時は北極圏と同様に氷床や雪の融解につながるかも知れません。