快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  海水面上昇の原因 海底地殻やプレートの熱膨張、そして海底火山の山体膨張や溶岩ドーム形成と増大

2018-02-21 19:16:13 | 地震 津波
 海水面上昇の原因ですが、海底の地殻やプレートが温度上昇して熱膨張やガスの増加などで堆積膨張が進めば。海底が隆起したのと同じになり、その分海水面上昇となるケースは多いと思われます。
 特に今世紀に入ってからスマトラ沖地震を始め多くの大地震が頻発、それまで突っかえ棒としてプレートや地殻の動きに抵抗していたものが外れてよりスムーズに動くようになった結果、運動エネルギーが熱に変換されてプレートや地殻の温度上昇、マグマ生成などになったケースが多く、これらが海底を実質隆起させたのと同じ結果となり、その分だけ海水面が上昇、と言う所でしょうか。
 マグマ生成にかんしてはごく一部の例として次のものが挙げられます。

引用開始 2件(一部抜粋)

http://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2018_02_09_01.html

鬼界海底カルデラ内に巨大溶岩ドームの存在を確認

2018/02/09
海洋底探査センター

研究ニュース

 神戸大学海洋底探査センター (KOBEC) では平成27年のセンター設置以来、神戸大学大学院海事科学研究科附属練習船の「深江丸」を用いた3回の探査航海を「鬼界海底カルデラ」で実施しました。その結果、7300年前の巨大カルデラ噴火以降の短期間に、32km3を超える地球上で最大クラスの巨大な溶岩ドームが形成されたことを確認しました。またこの溶岩は、巨大カルデラ噴火を起こしたマグマとは異なり、現在の薩摩硫黄島などの後カルデラ火山と同じ化学的特性を示します。現在も鬼界カルデラの地下に巨大なマグマ溜りが存在している可能性があります。


https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011335531_20180220.html

日本の面積 わずかに拡大し最大に 西之島の噴火で

04:37NHKニュース&スポーツ

去年10月の時点の日本の面積は、小笠原諸島の西之島が噴火活動で拡大したことなどからおととしよりわずかに広がったことが、国土地理院の測定でわかりました。

引用終了

 鬼界海底カルデラの方は別に今世紀に入ってから急にマグマ溜りが増えたのかどうかと言うのはわかりませんが、西之島の方は東日本大震災の後で拡大が活発化したように見えます。
 このように海底火山の山体膨張や溶岩ドーム増大、海底地下でのマグマ溜りの増大による体積膨張、そして全体として地殻やプレートの温度上昇による熱膨張なども海水面上昇の一因と筆者は考えています。
 世界全体でどの位このような事で海底が実質隆起しているのと同じなのか?と言う試算値をまだ調べ切れていません。
 NASAあたりはどのような見解なのでしょうか。
 これらの温度上昇によって海水温度までが上昇し、熱膨張して海水面上昇の一因になっている面も有ると言う事は以前の記事で書きました通りです。