快気分析

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仕組みとアプローチ -   本能寺の変 信長は接待を名目に家康を畿内呼び寄せて討とうとしていたのか?

2019-04-21 17:37:30 | 明智光秀
 本能寺の変については諸説あり、信長が家康を京都に誘き出して討とうとしていたのを明智光秀が阻止する為に起こしたとする説も有るようです。
 この可能性については100%無い、とは言い切れません。
 信長はいずれ家康を討つつもりだった可能性は高いのですが、本能寺の変の当時に於いて安土城に接待して城内や或いは畿内で襲撃すると言う事はあまり考えられないと思えます。
 確かに信長は弟の信行を仮病を装って誘き出して暗殺してはいます。
 しかしそれは実兄弟間だからこそ実行しても他人にはそれはない、と言う事であり、仮に信長が家康を接待すると言う名目で誘き出して暗殺すると言うというような事をすれば、それは直ちに諸武将に伝わり信長は信用を失い、戦国武将らは信長対策モード全開となってしまってかえって信長には不利かと思えます。
 なので信長は家康を畿内に誘き出して襲撃や暗殺をするつもりはなく、寧ろ逆に家康を、しかも重臣らを外見上無防備な状態で引き連れて上洛や安土城に来させて無事に見物を終えて三河に帰れた、と言う事を諸武将にアピールしたかったのではないでしょうか。
 何故そのようなパフォーマンスをしたかと言うと、信長が信行を暗殺した事が広く知れ渡っていたか、或いは「和睦 開城 皆殺し」「助命 開城 なで斬り」などで検索するとわかるのですが信長が一向衆などを和解を餌にして開城させた後に豹変して皆殺しをした事が広く知られていたのでその汚名を晴らしたかったのではないか?とも個人的には考えるようになりました。
 そして信長が家康を本能寺の変の時点では討つつもりは無かったとも考えられなくもない一つの史実が有ります。
 それは水野忠重が当時は織田信忠の下で同行していたと言う事です。
 家康の叔父にあたりあの水野信元の兄弟でもある水野忠重が信忠のところにいるのに家康を襲撃するでしょうか?
 確かに水野忠重が家康の影武者をした事も有る、と言う位です(以前の記事で引用資料を元に書きました)から、この影武者を織田信忠が確保していればホンモノの家康を炙り出せて抹殺できる、と言う考え方も有るのかも知れません。しかし家康の影武者は何も水野忠重だけではなかったはずで、このロジックは成り立ちません。
 なので水野忠重が当時は織田信忠に同行して二条新殿にいたと言う事は、家康襲撃の計画が家康に漏れる可能性も有るという事になるわけで信長は家康を討つつもりではなかったと考えています。
 そしてもう一つ、水野忠重が無事脱出できた、と言う事は信長や信忠を襲撃した部隊が家康や水野一族の味方だったか、或いはこれから味方に引き入れようとしていたから、と言う事だったと考えています。
 
 

仕組みとアプローチ -   東京オリンピック会場の津波対策

2019-04-21 07:43:29 | 地震 津波
 東京オリンピック会場の津波リスクについて次のようまニュースが有りました。

引用開始(一部抜粋)

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%82%bb%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0-%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e4%ba%94%e8%bc%aa%e4%bc%9a%e5%a0%b4-%e6%b4%a5%e6%b3%a2%e9%81%bf%e9%9b%a3%e3%81%af%e5%9b%b0%e9%9b%a3-%e6%83%b3%e5%ae%9a%e5%9c%b0%e9%9c%878%e5%88%86%e3%81%a7%e6%b5%b8%e6%b0%b4/ar-BBVJUuU#page=2

セーリング 東京五輪会場 津波避難は困難 想定地震8分で浸水
毎日新聞
2019/04/09 05:00

 2020年東京五輪でセーリング競技が開かれる神奈川県藤沢市江の島の「湘南港」は大地震に伴う津波発生時、避難が困難なエリアであることが判明した。毎日新聞が情報公開請求で入手したシミュレーションデータによると、競技中に想定地震が発生した場合、約90秒後に津波が選手やスタッフの所在する場所に到達し、約6~8分後には観客の立ち入り想定区域も浸水する。20年東京五輪・パラリンピック組織委員会は「避難は可能」とするが、専門家は困難さを指摘し「観客らにリスクを周知すべきだ」と指摘する。

引用終了

 この観点で見ると東京オリンピック会場で外海に面した所ではサーフィン会場となる千葉県一宮町が有ります。
 それでこのエリアをマピオンで調べると、サーフィン会場となる釣ヶ崎海岸は周囲にかなり高い高台が多数有るのがわかります。
 例えば千葉県の一宮は玉前神社ですがこの源流と言える神洗神社がこの地域に有り、その標高はと言うとマピオンで検索すると標高は約18mのようで、この千年以上の歴史が有ると考えられる神洗神社が津波で流されたと言う記録は有史以来無くそのまま残っているようです。
 このサーフポイントの周囲には高台が多く、マピオンで検索すると徒歩5分以内に
標高30m以上の所が多いようです。津波発生時に避難するのに適した高台が多いのではないでしょうか。
 更に外房でもこのエリアは浅海が広がっていて津波が到達するのに時間がかかる事が多いケースも想定できます。
 これらの点でこの会場の選定は確かに良かったのかも知れません。
 ただセーリング競技が開かれる神奈川県藤沢市江の島が危険かと言うとそれは対策次第で、例えば海岸近くに津波避難を兼ねた中層建物などがあればどうって事もないケースも多いかと思われます。
 今から五輪までに間に合うかどうかは判りませんが、恒久的にはこうした海岸エリアの津波対策を兼ねた建物がこのエリアの地域振興になるかと思われます。
 できれば歴史的な雰囲気の有りながらも津波に耐える強固な造りの城郭などが良いのかも知れません。
 特に江ノ島とかの湘南は鎌倉幕府や北条氏の栄えた地域ですから。

2019.04.21 7:43
誤植等が有った為、修正して再投稿しました。