仕組みとアプローチ － BCGワクチン接種の有効性について勘違いしてはいけない点

　既に以前から何度か記事にしていましたが、やはりと言うかどうも「有意な差」で有効性が確認できつつ有るようです。
　「新型コロナウイルス 　BCGワクチン 　ジョンズ・ホプキンス大学」とかで検索すれば簡単に出て来ます。
　どうも日本型や旧ソ連型のBCGワクチンが有効と現状では考えられているようです。
　それで勘違いしてはいけないのは、「自分はツベルクリン反応で陽性だったのでBCGワクチン接種は受けなかった」とか「旧ソ連圏を除く海外でBCGワクチン接種を受けたので大丈夫」と思い込む事です。
　何故なら「結核菌に対しての抗体反応と特定のBCGワクチン接種による人体の防御反応はどうも違う」ようなのです。
　日本型や旧ソ連型のもの「以外」のBCGワクチンでは新型コロナウィルスに対する人体の抵抗性があまり期待できないようなので、「これが何を意味するのか？」と言えば、それは「結核菌に対する抵抗力」と「タイプ別のBCGワクチンに対する抵抗力」が異なり、そして後者の方が「新型コロナウィルスに対する人体の抵抗性」に相関性が高い、と言う事ではないでしょうか。
　ならば国内の人でもツベルクリン反応でBCGワクチン接種を不要とされた人達でもこの日本型BCGワクチン接種を受けておいた方が良い、と言う事でもあるわけです。
　ましてやツベルクリン反応を受けてもいない世代はBCGワクチン接種を受けられればそれは「有意な差」で効果が期待できるのかも知れませんが、それはBCGワクチンの供給に余裕が有っての話です。
　少なくとも言える事は、「日本型BCGワクチンの有効性が確認されつつあるのなら、その管理は国家が強力に介入すべきであり、そしてその介入で強力に増産をしておけば少なくともリスク低減となるのは明らか」、と言う事だと考えています。
　世界は有効なタイプのBCGワクチンの争奪戦になるのかどうか？　それはまだワカリマセン。

仕組みとアプローチ － ウイルスのエンベロープを壊す程の消毒や手洗いなら手も荒れる事が多いはず

　以前にも記事の中で書きましたが、ウイルスのエンベロープを壊す位の消毒や手洗いを何度もしていると手にもダメージが来るはずです。
　ダメージはその人の肌などの強さや肌の手入れなどにもよるのでしょうが、新型コロナウィルスを死滅させるレベルの消毒や手洗いはそう頻繁にできるものでは無いはずです。
　最近ネットで散見されるようになったのが手荒れです。
　やはりアルコール消毒や石鹸での入念な手洗いで手が荒れて来た人が増えているようで、皮膚科に行く人も多くなっているようです。
　やはりゴムやビニールの手袋を使って頻繁に交換する。そして仮に使い捨てとかの極薄手のゴム手袋でも製品によっては何度も使えます。
　自分は100枚入りのニトリルゴムの極薄手袋を買って、頻繁に交換、そして使ったものは捨てずに１０日したらまた使用しています。
　一応使用後はキッチンハイターの濃い目の希釈液に浸してから水洗いはしています。
　手袋を外した後は軽く手を水洗いでOK。
　これなら手も荒れず安上がりです。