快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  コメ価格 これから多少下落を見込めるかどうか

2025-02-25 11:15:30 | 食料
 去年から高騰したコメ価格が高値維持されたままとなっています。
 ただ最近コメ価格が下落する要因となる事象が増えて来たように見えるので、これらがコメ価格上昇の要因に勝る状況になれば、或いはコメ価格が多少下落する場面もアリかと期待はしています。(実際にどうなるかは全容を把握しているわけではないのでわかりません。)
 第一の下落要因は政府による備蓄米の放出。特に下記の第二~第三のような下落要因の発生とタイミングを合わせたかのように政策で備蓄米放出をしたのはタイミング的には正解と言えるでしょう。
 第二の下落要因は、このところ円高に多少戻って来て、1ドル150円以下になる時も有る事。これで輸出は以前ほど多くはなくなり、対国人観光客による日本食利用もやや減るのかどうか、と言う点。
 第三の下落要因は、今日\あたりで寒気のピークが過ぎて、これから最低気温が5℃以上、最高気温が15℃以上になるエリアが多くなる事です。
 気温が高くなると備蓄米に虫が湧いたり、カビが生えたり、酸化速度が増したりして品質劣化が早くなる上、いい加減な保管庫で長期間備蓄しているとそろそろネズミがエサとして嗅ぎ分けて寄って来るようになる事です。
 しっかりした冷温備蓄庫で保管するとそれなりの設備を持った事業者でなければ良い保管はできないのと、仮にそのような良い設備を持っていても気温の上昇で低温にするための電気代が真冬よりもかかるようになり、コメ備蓄のコストパフォーマンスが悪くなります。
 ましてや異業種からのコメ買い付け参入とか組織や個人による転バイヤーなどがいい加減な保管庫で備蓄していると保管しているコメの劣化やネズミに食われるリスクが高くなるわけで、そろそろ売り払って処分する動きも出て来るかと思えます。
 ですがその一方でコメ先物取引での相場状況や、或いはその他でコメ価格の上昇要素が増加すればコメ価格は下落するとは限らない、と言う事も考えられます。
 ではこれからどうなるのか?と言うと、それは私にはコメ流通や先物取引の全容が掴めていないので個人的には何とも言えません。
 今後どうなるでしょうか。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。