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仕組みとアプローチ -  日本の少子化が止まらない原因を考える 遺族厚生年金制度が怪しい

2024-04-11 18:05:44 | 少子化
 世界的に先進国は少子化傾向なのですが、日本の少子化も止まりません。
 その原因については諸説あり、ネットなどで「少子化 要因」などで検索すれば多くの説が出て来ます。
 当ブログではネットで既に出ている事など書いても大した意味はないと思うので個人的な感覚で嗅ぎ分けた少子化要因について書いてみたいと思います。
 それは、結論から言うと「遺族厚生年金は25年以上の資格期間があること」が条件になっている事です。
 就職氷河期に限らず昨今でも非正規社員が多くなっており、特に夫となるかもしれない男性が厚生年金に加入している期間が25年に満たないケースが多いのです。
 そもそもこの「厚生年金加入期間が25年未満はダメ」と言うのはどういう根拠から決められているのでしょうか?不可思議な決め事でしかないと思うのは私だけでしょうか。
 普通は妻より夫の方が先立つケースが多いわけで、そんな遺族年金を妻が貰えないような男性と結婚すると老後に苦労するのは目に見えているわけですね。
 だからその男性が仮に女性と相性が良くても結婚は躊躇うとか、或いは結婚しても子作りは諦めるか最低限の1人とかにするケースが多くなり、それで人口が猛烈なスピードで減って行くのではないでしょうか。
 夫が先立った後に妻が貰う遺族年金の額って仮に20年としたら数百万円以上になりますよね。
 昨今の少子化対策の公的補助制度や出産補助費など比じゃありません。ケタが違います。
 なので「遺族厚生年金については25年以上の資格期間が無くても例えば5年、10年、20年でもその加入期間に応じた遺族厚生年金に支払いが有ること」が必須だと思えるのです。
 肝心要の事については何もせずに、表向きだけ派手に見えるアリバイ作りみたいな少子化対策などしても決め手にはならないのではないでしょうか。


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