快気分析

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仕組みとアプローチ -  肥料価格高騰 一方で日本では肥料の原料となるものを無駄に生ごみで捨てている

2022-10-09 19:30:03 | 国富の獲得か流出か
 昨今の資源価格高騰で輸入している化学肥料価格も高騰しているようです。
 それが農家にとって負担になりつつあるとかの話はよく聞きますが、実は肥料にできるものをムダに捨ててませんか?
 例えばイワシとかを丸ごとのまま買って来て冷凍し、肉部の多くを刺身にすると、内蔵やアラなどが残ります。
 骨やアラは更に茹でて煮汁をイワシ汁にするのですが、それで残った骨や少し残ってる肉部などを通常ならば生ごみとして捨てています。
 ですがこれって肥料に良い成分を多分に含んでいます。
 カルシウム、リン、窒素、その他。
 昔はヒコイワシとかの小魚や海藻を畑に撒いて肥料にしていた地方も結構有ったようですからそもそも魚の残渣は自宅の庭で肥料作りをするために使っても良いのではないでしょうか?
 せっかく肥料にできるものを生ごみ、可燃ごみとしてゴミ焼却場で焼いて灰にしてしまってる・・・これってすごい無駄ですね。
 場合によっては臭いやハエの発生などの面で生ごみ処理器などで事前に多少堆肥化させてから庭や畑に撒くように事を必要とするものもの有るかも知れませんが、それは生ごみの種類や量などで異なります。
 注意すべきなのは生ごみに含まれている塩分。
 これが多く残っていると土が塩害を受けるのと同じになる事が有ります。
 なので例えばイワシのアラだったら、一度真水で茹でて塩分を溶かし出してからアラを取り出し、そのアラを土に埋めるとかにして、一方の煮汁はアラを取り出した後で醤油とかを加えてイワシ汁を楽しむわけです。
 肥料の自給自足度を高めるのはそう困難ではないと考えています。
 


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