快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 雲仙岳 地震計の振幅計測値と動向 その3

2016-01-11 12:01:18 | 地震 津波
 現在、雲仙岳における地震計の振幅計測値は上昇中ですが、レベル自体は中くらいよりやや上、と言う所です。

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_unzn.html

引用終了

 傾向から見て、福岡北西方沖地震だけでなく、薩摩半島~雲仙岳~福岡県~中国地方を結ぶ地震多発帯より内帯側で地震が少ない時には、横ずれ断層型地震を起こす歪みが貯まっている時に、雲仙岳で地震計の振幅計測値が上昇中する傾向があると考えてます。
 範囲はどこまでかはまだはっきりとは分かりません。
 距離が遠くても、大き目の地震や多発する地震で発散されたストレスが大きければストレスは減るから雲仙岳で地震計の振幅計測値は減少する事もあると見てます。

 ここ24期間は上記エリアでの地震は少ないようです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja

引用終了

 前回のみ霧島山でもタイムラグを伴ってやや連動している事がありましたが、今回はそのような傾向はありません。
 おそらく他の要素による発生で偶然だったのかも知れません。
 そもそも霧島山は外帯、雲仙岳は内帯とする見方が一般ですから、地殻のグループが違いうと思われます。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 雲仙岳 地震計の振幅計測値と動向 その2

2016-01-10 12:51:49 | 地震 津波
 1月9日あたりから、西日本での地震比率がその前より高くなって来たようで、
 2016年1月9日 23時12分ごろ発生の 奄美大島近海 M5.5 最大震度4 
とそれに続く群発地震がありました。
 今後、この「西日本での地震比率がその通常より高くな傾向」が続くかどうかはまだ分かりませんが、もし続いた場合で、かつ、雲仙岳で地震計の振幅計測値が高くなるようだと、横ずれ断層地震の発生があるか、見極める材料になります。
 現在の振幅計測値は上昇中ですが、値自体は中くらいです。
 そして薩摩半島直下付近の深発地震と、それにコラボしているような傾向の薩摩半島西方沖地震は相変わらず発生しています。
 従って横ずれストレス発生リスクは継続しているものと考えられます。
 ただこれが大地震に繋がるのか、中小の地震でストレス解消されて終わるのかは分かりません。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 北朝鮮北東部の人工地震 その2

2016-01-09 01:08:18 | 地震 津波
 北朝鮮北東部の人工地震を発生のために起こした爆発による放射能は現在は確認されていないようです。

引用開始(一部抜粋)


http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/173/d2791c8539585e2f1ae241ce262be600.html

日本の雨水など異常なし 規制委

北の核実験、雨水など降下物に異常なし…規制委

(読売新聞) 18:30

 航空自衛隊のC130輸送機に搭載された、大気中の放射性希ガスを集める装置=7日、愛知県の航空自衛隊小牧基地(航空自衛隊提供)

(共同通信)

 原子力規制委員会は8日、北朝鮮の核実験後に、全国47都道府県の地上付近で採取した雨水やちりなどの降下物を分析した結果、核実験が原因とみられる人工放射性物質は検出されなかったと発表した。

 ちりや雨水は6日~7日にかけて採取した。全国約300か所の地上の放射線量にも特別な変化はなかった。

引用終了

 人工地震発生の目的が地下構造の調査を含んでいる可能性は高まったと筆者は見ていますが、地震波の解析結果がわからないとまだ結論は出ません。

 ところで太平洋プレートが北米プレートとフィリピン海プレートの下に潜り込んだ後にどこへ行っているのか?ですが、それは 「ユーラシアプレートの下」 と認識しています。
 ただ単純にではなく、先端に行くほど狭くなっている、そしてその先端に近い位置に白頭山がある、と見ています。
 250km以上の深さの深発地震は例えば最近1ヶ月次の様な分布です。

引用開始(一部抜粋)

http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja

引用終了

 図は直接サイトでご覧ください。

 この青い点が並んでいる帯状の所、大体なのですが、
北緯30度 東経139度 の位置と 北緯37度 東経135の位置を結んだ線、
及び、
北緯45度 東経145度の位置と 北緯43度 東経135度の位置を結んだ線
 が太平洋プレートが最深部で這うように伸びた先端のように見ています。
 そしてこの二つの線の交点に近い所に白頭山があります。
何故白頭山が時々噴火するのか?と言うのは、次の例え話に近い原理と筆者は見ています。
 例えばV字谷に来た津波がこの谷の最も奥のところで最も高くなる事が多いというのは、V字谷の最奥部でそれだけ津波のエネルギーが集中するからですが、地下数百キロと言う深い所でV字谷そのものと全く同じとはいかなくても、潜り込んだ太平洋プレートが、それに近い原理でこの交点付近でエネルギーの集中が起きるから、と言う筆者の見方です。
 そして最近十数年は世界的にプレートの動きや火山噴火が活発で、しかも去年はチリで大地震もあり、上記の帯状のエリアとその両者の交点や周辺の地下構造の状況を把握する必要が関係国で出てきている、と考えています。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 北朝鮮北東部の人工地震

2016-01-08 23:08:56 | 地震 津波
 北朝鮮北東部での地震が人工地震だったらしい話について記事にします。

引用開始(一部抜粋)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201601/2016010600374&g=int
「自然地震でない可能性」=過去の核実験時と類似-気象庁

 気象庁は6日、北朝鮮北東部を震源として午前10時29分57秒に発生した地震波を観測したと発表した。発生場所は北緯41.3度、東経129.1度で、地表に近い。地震の規模(マグニチュード=M)は5.0と推定され、自然の地震ではない可能性があるという。

 気象庁の長谷川洋平地震津波観測課長は記者会見し、「地震波の波形が過去3回の核実験によると言われる地震が起きた時と極めてよく似ている」と指摘した。日本国内の地震計の観測データに基づき推定したマグニチュードも、過去3回はM4.9~M5.2であり、「それほど異なっていない」という。
 今回観測された地震波は、最初に伝わって来る縦波のP波は大きいが、主要な揺れをもたらす横波のS波がはっきりしない。長谷川課長は「自然の地震は岩盤に力がかかって食い違う動きによって起きるが、爆発であれば圧力が四方八方に同じように伝わるため、S波があまり出て来ない」と説明した。(2016/01/06-17:13)

引用終了

 この爆発が水爆によるものか、他の核爆弾によるものか、通常火薬によるものか、と言う点は政治、軍事分野について各国が駆け引きを展開する様相を呈して来たようなので、当ブログでは「何による爆発か」はテーマ外であるので特に記事に入れるつもりはありません。
この地震が人工地震であるのは各国共、異論はないようで、この点について考察したいと思います。

 結論から言うと、この人工地震は「地下構造、特に地殻、マントルの状況調査の為の意味が少なくともあるのではないか?」と見ています。
 では何故この時期に、そしてあの場所で人工地震を発生させるのか? ですが、それは最近十数年間の世界的な大地震や火山噴火の多発で地震や火山噴火リスクを知ろうとする、と言う事もあるのですが、もう一つは、今年1月2日に以下の地震が発生したからだと筆者は考えています。

引用開始(一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/earthquake.php?id=479972
Magnitude Mw 5.8
Region HEILONGJIANG, CHINA
Date time 2016-01-02 04:22:19.0 UTC
Location 44.81 N ; 130.01 E
Depth 586 km

引用終了

 以前に白頭山噴火関連について記事にしました(記事タイトルにも白頭山の字は入っています)が、広義では上記の比較的近いエリアです。
1月2日に発生したこの地震がやや大きかった為、白頭山噴火の可能性や 関連するエリアの地下構造が現在どうなっているのかを調べようとする意味が少なくともあったのではないでしょうか?
 それに軍事的意味を加える意図があったかどうかは、私は軍事や政治の専門家ではないので分かりません。
 ただ通常火薬であれ、核爆弾であれ、水爆であれ、重要なのは人工地震波の大きさと波形です。
 地下構造を知るのが目的だとすると、これに不適な波形や大きさの地震になる爆発をさせても意味は有りません。
 ですから、「今回の人工地震が、地下構造を調査する意味を含んでいたかどうか?」と言うのは、「各国で計測された地震波の波形や大きさが、地下構造を知るのに適した地震波であったかどうか」を分析すればわかるはずなのです。
 各国でデータを持ち寄り、専門家が集まって分析すればば比較的簡単にわかるのではないかと思っています。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 新国立競技場の方向性 その4

2016-01-07 21:51:25 | 地震 津波
 新国立競技場の建設資金について、次ぎの方向d進めているようです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E6%96%B0%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E7%AB%B6%E6%8A%80%E5%A0%B4%E3%80%91%E5%9B%BD%E6%B0%91%E3%81%AB%E5%AF%84%E4%BB%98%E5%8B%9F%E9%9B%86%E3%81%B8-%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E8%B2%BB%E3%81%AB%E5%85%85%E5%BD%93-%E3%80%8C%EF%BC%91%EF%BC%90%E4%B8%87%E5%86%86%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%AF%84%E4%BB%98%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%99%E3%81%AB%E5%90%8D%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%82%82/ar-AAgoZUM#page=2


【新国立競技場】国民に寄付募集へ 建設費に充当 「10万円以上」の寄付者にはいすに名入れも
産経新聞


 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の建設費に充てるため、発注元の日本スポーツ振興センター(JSC)は国民から寄付を募る方針を固めた。多く募金した人には、観客席に名前を彫り込むことも検討する。

 新国立競技場の建設費をめぐっては、政府の関係閣僚会議が昨年12月、1490億円の総工費で提示した大成建設などの案を採用。旧国立競技場の解体費なども含めた最大1581億円の費用のうち、国はすでに234億円をJSCに支出。東京都が395億円、スポーツ振興くじ(toto)の収益から820億円超を拠出するなど、大枠は固まっている。

引用終了

 当ブログ12/31の記事では、災害対策、特に津波に安全な高い場所や海岸から遠く離れた場所への保育園などのいてのため、その移転先エリアにある杉などの山林を伐採して造成するための資金と連携させたtotoなどにする筆者の考え方を書きました。
 「『10万円以上』の寄付者にはいすに名入れ」も、悪くはないですが、totoを購入する方としては、その資金が自分の親や子、或いは親族や知人などの関連する地域、更にはそうでなくても寄付したい地域などの災害対策と関係していれば購入意欲も湧いて来るのではないでしょうか?
 そこでtotoは「どの自治体のどの地域のどんな災害対策費用としてそのエリアの木の伐採に使われるか」を指定したtotoにしてはどうでしょうか?
 totoを購入したものの、自分が移転援助したいエリアとは全然関係のない、べつに例えば津波や土砂崩れとは無縁な自治体の木ばかり利用されていたら、それは疑問に思えてしまいます。
 例えばある人は紀伊半島沿岸の特定エリアのそうした杉林指定、ある人は伊豆半島の特定エリア指定、ある人は房総半島のある特定エリア指定とか言うようにです。

 これはふるさと納税と少し似た面もありますが、地域指定と災害対策と五輪資金とtoto方式、と言う点などが異なります。
 自分の寄付したお金が望む地域で望む使われ方をしていれば、積極的にもなるし、寄付するお金の使い道が自分の期待とは違う人達のフトコロに入る、と言うのでは積極的にはなれません。
 やりかた次第で一石二鳥、三鳥かそれ以上も狙うシステムで進めると良いし、totoを購入する方も自分にメリットを持つ購入先を指定すると良いと思います。
 親族や知人などの為でなくても、災害対策が進められる自治体や地域に、自分自身で自宅や別荘、或いは事業所を持つ為でも良いわけです。