快気分析

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仕組みとアプローチ -  千葉県の台風15号による被害 安倍政権の対応が遅いのかどうかと言う点について

2019-09-19 17:37:51 | 地震 津波
 千葉県の台風15号による被害ですが、安倍政権の対応が遅いのではないかと点について議論がなされているようです。
 この点については状況の全容がはっきりわかりませんので安倍政権の非を問うと言うレベルなのかどうかはわかりませんが、少なくとも言える事は、長引く停電による農水畜産業のダメージ、そして屋根の損傷の後の雨天での雨漏りで住宅屋内の黒かび発生による人体に悪影響が有る環境になっているケースが有り、実質として台風関連死が今後予想される事です。
 政府の対応が早いか遅いかと言うのは当時の状況では過去のについてあまり責任追及するつもりも有りませんが、少なくとも言える事は「長引く停電」による農水畜産業のダメージや「屋根の損傷の後の雨天での雨漏りで住宅屋内の黒かび発生」による健康被害による「台風関連死」が今後増える可能性について対応を早急にする事と、そして「震災関連死」と言うコトバは有りますが「台風関連死」や「停電関連死」と言うコトバがそもそも無かった事についても今後問題視する必要が今後は有るのではないでしょうか。
 今回の規模は完全に激甚災害と思えますので、今後の対策も含めて新内閣の英断に期待したいですね。

仕組みとアプローチ -  千葉県の台風15号による被害 本当はもっと有るのではないか

2019-09-19 13:18:31 | 地震 津波
 台風の進路の右半分でしかも中心から至近距離になった千葉県ですが、この台風15号による被害について県等がまとめているようです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%8d%83%e8%91%89%e3%83%bb%e6%a3%ae%e7%94%b0%e5%81%a5%e4%bd%9c%e7%9f%a5%e4%ba%8b%e3%80%8c%e8%aa%b0%e3%81%8c%e6%82%aa%e3%81%84%e3%80%81%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8c%e6%82%aa%e3%81%84%e3%81%a7%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8d/ar-AAHu2wS#page=2

千葉・森田健作知事「誰が悪い、これが悪いではない」
読売新聞
2019/09/18 22:55

 台風15号の影響による千葉県の大規模停電は、19日午前0時現在で25市町の計約3万6700軒となった。県のまとめでは、住宅被害は全壊と半壊、一部損壊が計6313棟(18日現在)となり、17日の3912棟から大幅に増加。ただ、館山市、木更津市など5市町については詳しい状況を把握できておらず、被害はさらに増える見通しだ。

引用終了

  これについて住宅の「一部損壊」被害がどの程度の損壊を言っているのか?で数字が遥かに大きくなるような気がします。
 雨樋が壊れてしまった、サッシのガラスが割れた、屋根のトタンが一部曲がってしまい復旧しても曲がった後がわかるとか、屋根瓦の一部だけが外れて割れてしまったが軒先の部分だったのでブルーシートはかけずに済んでいる、とかは特に住宅所有者が申告しない限り、住宅の「一部損壊」にまだカウントされていないのではないでしょうか。
 実は自分の別宅(空家?)も瓦が1枚割れ、数枚が脱落し、脱落した分だけは復旧したものの割れたものはもう普及が簡単ではない、とかが有るのですが、これって軒先のなのでブルーシートがかかっているわけでもなく、また申告してもいないわけですからおそらく行政の把握しきれていない範囲かと思えます。
 自宅は雨漏りがごく僅か有り程度で済み、それ自体の量は大したものではなかったのですが、停電の長期化によって冷凍ものが解凍、温度上昇し、どれだけ安全かわからないので危なそうなものは全て廃棄となりそれだけで2000円程度ではあるのですが損失です。
 その他、自宅の植木の枝葉が飛んだり折れたりでその中には果樹も少なからず有ります。
 周辺地域でも少し歩いただけで屋根瓦やトタンの一部が飛ばされ、雨に備えてもう自分で直したとかも結構有るようです。
 なので数字に未だ出ていない損失は実際にはかなりなのではないでしょうか。

仕組みとアプローチ -  停電対策 携帯型発電機かソーラーパネルセット等の自家発電システムはやはり必要

2019-09-18 22:30:23 | 地震 津波
 今月15日の記事はサブタイトルや内容で「千葉県でこれから雨が降るなら復電火災対策が必須」と書いたのですが、正しくは「通電火災」でした。
 個人的にはこの「通電火災」と言う言葉に少し疑問が有るのであまり簡単に使うべきかと勝手に思ってしまい、意味合いからそのまま「復電火災」としてしまいました。
 何故そう思ったかと言うと、停電した後の復電で起きるのが「通電火災」なら、では新設の建物、施設などで建設後に初めて受電して電気を使い始めた時に、施工不良他などで火災が発生した場合には「停電した後の復電」ではないわけで、そうすると「通電火災」と言う言葉が使えなくなってしまいます。
 なので復電による火災は「復電火災」と区別しても良いのかとも思えるのですが、いずれにしても現状では今回のような停電後の復電による火災は「通電火災」と呼んでいるようですので、今月15日の記事の中の「復電火災」と言う表現は「通電火災」に訂正となります。
 ところでこの「通電火災」によるものなのかどうかはまだはっきりしていないものの、どうもそれらしき火災は何件か発生しているようです。
 原因は配線や電気機器の損傷、元々トラッキング火災になる寸前だったところへ台風による雨漏りなどでコンセント部に水が行きトラッキング火災に至るなど様々なケースが有るかと思われます。
 対策は既に知られている通りで一度コンセントを抜いて安全を確認してトラッキングなどが無い事を確認してからコンセントを差し込むと言う事になりますが、建物に損傷が有る場合には目に見えない部分で配線などに損傷が発生している場合も有るわけですから建物自体にそのレベルとなる位の損傷が有る場合には専門の関係者に任せて調べるべきとなります。
 この点でも仮対応として携帯型発電機を屋外に置いて、ケーブルで屋内に引き込み、そこにだけ電気機器をつないで使う事が如何に安全かと思えます。
 

仕組みとアプローチ -  災害時の停電対策 携帯型発電機の維持にどう対応するべきか 

2019-09-17 18:52:13 | 地震 津波
 携帯型発電機についてですが、以前に実は私も所有していました。
 ですがこれには問題点が有り、一つは時々運転しないと劣化してやがて動作しなくなると言う点です。
 何で時々運転しないのかと言うと、騒音が大きいので近所からクレームが来ないのかと言う心配が有ったのと、通常では携帯型発電機の必要性がないからです。
 それで何ヶ月も運転しないままにしているとそのうち劣化等で起動がかからなくなる、と言うパターンで以前に所有していた携帯型発電機は結局捨てました。
 では今後の対策はどうかですが、近所と連携して騒音に関して有る日時の間には容認し合うと言う事なのかと思います。
 イザ大停電になった時には発電機による電力供給を近隣にも有る程度融通する話を予めしておけば、話は結構スムーズに進むかと思えます。

仕組みとアプローチ -  台風15号に限らず災害時の停電対策 携帯型発電機の大量備蓄と動員は案外簡単で一石二鳥

2019-09-16 06:29:39 | 地震 津波
 前回記事の続きですが、仮に2KVA(直流出力ならほぼ2kw)の携帯型発電機と燃料タンク、そして延長ケーブル込みのセットで通常相場なら1セットで10万円。
 20万戸が停電長期化したとしてそこに携帯型発電機ユニットをヘリなども使ってでも供給しても、たったの200億円。、
 そしてこの携帯型発電機ユニットはその場で消えてしまうものではなく、電力会社からの電力復旧後は回収して今後の災害に備蓄、そして災害時でなくても夏などのピーク時には電力供給源として使えます。
 各種公共事業や公共施設の維持費、そして東京オリンピックの施設費などに比べたらケタ違いに僅かなものだと思えますがどうでしょう。