思い出すのは
いぬ
そう言えば、あの頃は
いぬがいた
しろいのが、いた時もある
ひぃひぃっ
しろとちゃが,いた時もある
ひぃひぃっ、きゃい〜んっ
ちゃだけになって
ちゃがしろくなって
あれっ🙄
いたときもあった
いぬは、しろでもちゃでも
ちゃがしろくなっても
たいてい真夏には
七転八倒
日陰を探して
必死に探して
うろつき回る
あちこち掘り漁って
結局、縁の下
掘り込み過ぎて
土台迄、掘って
いぬ柱となる
そんな真夏も
いつしか、ようやく去って
秋の長雨もあり
やがて、上がって
秋晴れ❗️
爽やかだけど
昼間は、ちょっと暑い
いぬ柱は、いぬ柱のまま
秋の草むしり
濡れ縁で、ひといき
その下には、いぬ柱
ひぃっとも言わない
生きているのかな
そんな秋の
よく晴れた昼下がり
だいたい、草も毟り切った
すると、どうだろう
いぬ柱が、いつの間に
しろいいぬ❓
いや、しろとちゃとにひき⁉️
いやいや,ちゃが
しろくなっている❓‼️
しばらくは
だるまさん転んだ❓
だるまさん転んだは
おまえは、弱い
逃げるにも、捕まえるにも
やっぱり、根性
おまえには、根性が足りない
いや、おまえには
根性などと言う文字はない
敢え無く、いぬに捕まる
いや,鬼が捕まる❓
捕まる
ひとの手首を、咥える
何だか,引っ張る
仕方がない、ひと息
濡れ縁に、ひと休み
すると、いぬも
隣りに飛び乗る
だからさあっ
いぬは、働いてないじゃんっ
と、思う間もなく
隣りに寝そべったいぬ
くるりと裏返る
ちんちんポーズだけど
えっ、降参⁉️
なっ、訳ないか
腹,丸出しで
腹を掻けだと😫
…気がつくと
秋も急に深まり始めた
晩秋、小春日和
ぽかぽか、ほっこり
でも、少しもの悲しい
何が、悲しいのか
いぬの腹を掻いていた…