日記、日々の想い 

県知事選挙の期日前投票に、行ってきた

 しばらく、選挙をサボっていた。意識が低いと言われたら、その通りだと思う。どうしても、投票したいと思える候補者がいなかったのだ。ただ、今回は、現政権を、どうしても早く終わらせたいと思っていて、地方選挙ではあるが、政権と距離が取れる知事を選びたかった。首都圏在住だが、政権と都知事の対立も取り沙汰されている。自分は、政権に対して、一都三県がしっかりと連携して、対立とは言わず、しっかりと対峙して欲しいと思っている。その方が、より良い地方自治を実現出来ると思っているからだ。その結果、この頼りない総理、政権が、早々に退場となれば、更に良いこと。とにかく、前政権末期から現政権下にかけて、このコロナ禍での政権与党の有り様は、余りにも緩み切っている上に、施策の実行も遅いし、意味不明な施策も多かった。とても信頼など出来ない。政権が変われば、この非常時に、混乱は避けられないかも知れないが、少なくとも、政治家、官僚に、緊張感を持って仕事をして貰う為に、そうなるだろう可能性のある選択をしたと言うことだ。
 もちろん、自分の一票などで、どうなるとも思っていないが、民意の細微な砂の一粒としての責任は、絶対に果たしたいと思ったし、果たさなければいけないと思った。
 確かに、地方自治の長を選ぶ機会に、国政への影響を強く考慮して、投票することは、筋違いだと思う。しかし、まず、この今回のコロナ禍や昨年の台風災害で、あまり身近に意識することのなかった自治体の知事と言う役職が、とても重要で、自分のような一市民の生活にも、強い影響を与えるのだと改めて痛感したと言うことがある。そして、知事としての立場で、自分の住む地域、生活を守って貰わなければならない。そのことで、政府とも、しっかりと対峙出来得る立場なのだ、とも思った。だらけ切った政府や中央官庁にしっかりとした主張もして、自治体職員もしっかりと導いて、県政を担える人を選ばなければいけない。とにかく、頼りない政権の単なる補完勢力だけにはならない候補者を選びたいと、強く思ったのだ。
 自分は、憲法改正は支持する。もちろん、9条も含めて。共産主義中国には忌避感しかないし、南北朝鮮の現代日本に対する対応や要求も受け入れられない。中韓が日本に強要する歴史観も、許容しない。だが、科学的、実証的な思考をするし、それを信じてもいる。当然、戦前の皇国史観なども否定する。とは言え、象徴天皇制は支持しているし、今の天皇ご夫妻も敬愛している。ただ、女性天皇には賛成だし、女系天皇にも賛成だ。出来れば、やや問題のありそうな皇嗣御一家から、次期天皇が継承されるのではなく、天皇御一家の内親王が、継がれるのが良いと思っている。まあ、思想的には、あまり深みもなく、教条主義ではないありきたりな保守派なのだと思う。
 そんな人間は、政権に不満があるとしても、あまり声も上げず、選挙では、結局自民党に投票する岩盤的な保守支持者の一種だとも思っていたのだが。今回のこの政権の惨状には、さすがに愛想が尽きてしまったと言うことだ。お恥ずかしいが、自分も投票してしまっていた某保守党代議士が、緊急事態宣言下の深夜の飲食も含めて、度重なる不祥事により、支持基盤の所属政党の県議団にも見放されて、離党することとなったこともあった。もう議員としての活躍の場は、まったくない筈だと思うのだが、いまだに、議員に居座って、高額の歳費を貰い続けている。投票した選挙民として、他の国民には、申し訳ない限りだ。本当に、この無様な体たらくに接して、本人はもちろん、所属政党も、更には、その政党の支持する候補者も、到底支持する気にはならなかった。
 結局、政権政党などは、時折り交代しないと、やはり政権が腐敗することは、避けられないのかも知れない。長年人事を支配する政権と、支配される側の官僚との歪んだ関係。固定的な政と官の体制と、その利害関係業界との根深くなるばかりの癒着、などなど。自分は、天皇制はそのままに、首相は、大統領的な公選制になったら良いと思っている。その首相の支持政党が入れ替われば、米国のように、幹部官僚も入れ替わる。そして、公選首相と議会は、必ずしも一体ではなく、議会が、公選首相をチェックする。そんな社会になれば良いのにと思っている。
 県知事選があって、離党する不良代議士がいる選挙区となると、殆ど住む地域が分かってしまうが。とにかく、安易に、不良代議士に投票してしまっていた自分の不明を恥じることと、少しでも一市民としての義務を果たしたかったと言うこと。とにかく、新知事には、しっかりと政府と対峙しつつ、協調もして、この世紀の感染症禍を克服する為の県民の旗振り役として頑張って頂きたいと思っている。
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