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日記、日々の想い 

まだか、こいぬを捨てた話

もちろん、単純じゃ無い
かなり、分かっている
ただ、忘れた部分も
含めての話だ
色々、痛いけど
あんまり、書けない
痛過ぎるから
おまえが痛過ぎるから
おまえは、痛い
おまえは、捨てること
それしか、出来なかった
そして、多分一度捨てたら
二度と拾えない
後悔しか無くても
二度と拾えない
捨てたら、そのまんま
悪いと思っても
何となく、面倒
忘れれば、良いよ
そんな感じだったか
忘れて、知らん顔していたら
きっと、忘れて貰える
それで良いよ
そんなだったと思う
あの夕暮れの土手道
膝に手をついて
しゃくりあげたところで
おまえの自己満足
反省してます
悲しんでます
だから、許してか
何で、駆け戻って
しっかり抱き締めて
ちゃんと面倒見るから
この子を置いて欲しい
そう言わなければ
いけなかった
それでも駄目だと言われたら
抱いて、家出をするとか
どこかに、こっそり
あの子の隠れ家を作って
世話をしてやるとか
それが、おまえにはない
あのトラウマを負って
許されたつもりになって
一生、似た罪を繰り返した
多分ね…
だから、あの子を捨てた
子どもの頃の思い出を
こうして繰り返し書くのは
ただ、おまえが
実は、一生繰り返した
あらゆる罪の
その象徴として
多分、少し軽くしたつもりで
なぞり返して
贖罪をしたつもりになりたい
そう言う事なのかも知れない
ただ、大丈夫だ
もう、おまえには
捨てるものもない
二度と、拾う真似事も
するちからも
こうして、ないから…
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