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日記、日々の想い 

生きているって、なんなんだろう…

正直、なんで
生まれてきたんだろう、とか
生きてるんだろう、とか
そんな風には
思ったことはないな
だって、生きてるから
生まれてきたのは
当たり前だし
生きているのは
生きているんだから
当たり前だよね
図々しい自分は
物心ついてから
この、高齢者になる迄
そんな風に
殊勝に悩んだことは
一度もない
神様だが、仏様だか
誰だか知らないけど
あっ、両親か
両親には、申し訳ないけど
生んで下さいって
頼んだ覚えもない
だから、生きてることに
遠慮するなんてあり得ない
遠慮がちに考えるなんて
まったく、あり得ないよ
自分は、結構な
社会不適合者だから
生きてくる中では
辛いだとか、嫌だとか
うんざりだとか
いっぱい経験したよな
でも、生きていることを
辛いとか、嫌いだとか
うんざりだとかって
そんな考え方には
まったく、考えなかった
なんでか、聞かれても
さっぱり、分からない
多分、きっと
子どもの頃に、焼き付けられた
結核患者だった叔父さんの
ただおぞましいだけだった
拭い難い、遺骸の心象が
そうさせている
そうなのかも知れない
でも、それだけじゃない
そんな気も、している
恐らくだけど
子どもの頃から、ずっと
死後の世界を
考える事なんて
一度も、無かったと思う
その為かも、知れない
怪談話とか
超現実の話を
聞くことは
ドキドキして
とっても、好きだった
死後の魂の話とかも
それなりに
一生懸命聞いたよ
ただ、自分の
死後の魂なんて
想像した記憶が
まったく、ないんだ
死後には、魂
いや、魂なんて
そんな捉え方はしない
この自分の、意識
意識の世界、それが
すっかり、消えることなんだ
そんな風に
死ぬことを、考えていて
それって、どんなことなのか
どんな風なんだろうか
そんな風にだけ
ずっと、考えていた
恐らくは、生まれて初めて
物心ついてから、初めて
死を、考えた時に
多分、父親とかの
教えかも知れないけど
死は、意識世界を
完全に、喪失すること
漠然とではあっても
そうとしか、考えなかった
だから、死と言う事が
意識世界を、失うと言う事が
どうしても、理解出来ない
恐怖を超えて
更に、深い恐怖で
考えるだけで
意識ごと、身体ごと
竦み上がるのだった
そうして、そんな時は
少し、落ち着くと
考えてしまっていた
生きるごとって、なんだろう
意味も、根拠もない
でも、ただ生きていてる
なんでもない、この生きるごと
それは、なんなんだろう…

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