おまえには、厳しかった
愛憎だとは、思うけど
やっぱり、立場の違い❓
長男のにいさんには
時々、とうさんは
凄く、厳しかった
いや、多分
いつも、厳しかったんだろうな
おまえは、甘やかされていた
家族みんなからだけど
自覚はある
反省は、ないけど
頼んだ訳じゃないから
それに、甘やかされも
色々、あると思う
おまえは、末っ子で
取り敢えず、おまけ❓
どうでも、良いから
放っておかれた、だけ❓
そんな気がする
とうさんは、長男で
長男のにいさんを
自らに、重ね合わせていた
そうなんだ、と思う
とうさんは、長男で
家族を、背負って
長男のにいさんが
やがて、代わりとなる
たいした家じゃないけど
とうさんは、日教組だけど
あたまは、封建時代
そうだったんだと思う
だから、にいさんを
自分より、より良い
家長にしようと
潜在的な、刷り込み価値観
それに、日教組
戦後民主主義教育
そのスパイスをまぶしてね
そう、封建主義が
あくまでも、根幹価値観
戦後リベラルは、スパイスまぶし
そうして、にいさんを
虐待と言う名のしつけを受けた
封建主義の根幹価値観の
リベラルまぶし
そこへ行くとおまえは
おまけだからね
彷徨いている地域ねこ、みたいな
危害は特にないから
頭を撫でて、餌をやる
その程度の話
だとは、にいさんは
最期迄、分からなかった
だろうなとは、思う
最期迄、きっと
おとうとは、甘やかされた
戦後食糧難は、もちろん
終わった時代の生まれだし
すいとんも食べた事はない
好き勝手に生きて
長生きしそうだな
それに、引き換え
団塊の世代の自分は
いつも、世の中ぎゅう詰め
父親からは、厳しくされて
その父親は、早くに亡くなるから
母親からは、頼りにはされるけど
愛さんれていない
おとうとみたいにはね
自分は、家を背負わされた
挙句は、胆管がんで
50代前半で、余命○か月
おとうとは、あの調子では
長生きしそうだよな
とは、思っていたとは、思う
はい、おかげさまで
長生きしています
地域ねこなりの苦労は…
まあ、あんまり
ある訳ないけど
たまに、危ない奴に
追っかけられたりは
有りそうで、気をつける
しかし、にいさんには
あそこ迄、偉そうにされる
必要もなかったよな
すいとん、食べたのが
そんなに、偉いのかな
すいとんなんて、まあ
人生で、一、二回❓
食べた事が、あるような
ないような気もするけど
食べたとして、もちろん
子どもの頃の、話じゃない
おとなになってからで
料理屋さんで
上品に、料理されたやつ
それのどこが、悪い⁉️
でも、にいさんはエンジニア
おまえは、営業職
にいさんは、機械相手
おまえは、他人相手
にいさんは、他人と戦ってなくて
おまえには、他人と戦っていた
武器は、口先だけどね
いのちは、滅多には
危なくは、ならないけど
他人とは、戦う
押し除けるか、除けられるか
やるか、やられるか
そんな中で、生き抜いて来た
その自負はある
そして、おまえは
しっかりと
現実主義者になれたけど
にいさんは、最期迄
とうさん譲りの日教組的思想
戦後リベラルで
ぜんきょうとうシンパだった
なんだかなあ、とは思った
それにしても、だ
にいさんに
いつも言われた
すいとんを、知らないおまえ
にいさんも、おまえも
子どもだったあの頃
まだ、たった戦後十数年
ベトナム反戦、大騒ぎだった
でも、今は
21世紀だからね
21世紀になって、23年目
戦争は、相変わらず日常
狂ったサルなんて、その程度👎