自分なりに、手探る❓
そんな感じかな、と思う
探って、でも
たいがい、虚空だな
いや、必ず虚空だよね
何かを、掴んでも
その背後は、虚しい
ただ、虚空
必ず、虚しいけど
その手前には
少し、手応え
手触りが、あるような
虚しいの手前で
手応え、手触り
そのあたりに
あたりを、つける
やがて、虚しくて
結局、虚しいけど
だから、手応えも
手触りも、それなり
何となくのあたり
だから、それが
必ず、虚しいって
気づいているけど
そのあたりは
少しは、役に立つ
おまえの生きて行く
その手順に
なったりもする
それで、虚しいけど
おまえは、こうして
生きていて
目鼻口耳
手足もある
もちろん、身体が
だけど、これはみんな
やがて、おまえじゃなくなる
そう思っている
だから、このおまえ
思っているおまえ
おまえだけが，おまえ
そのおまえが
おまえじゃなくなっても
このおまえな微粒子たちは
まだ、それなりに残るよね
多分だけど
おまえじゃなくなる
そんな時もある微粒子たち
この微粒子たちは、おまえには
おまえにとっては
おまえじゃないから
信じるとか、信じないとか
いや、信じないけど
おまえじゃないから
でも、手応え、手触り
微粒子が細胞になり
細胞が身体となる
そんな正体だな
手応え、手触りはある
信じないけど
手応え、手触り
おまえは、何にも
信じようとしないけど
おまえを、ひょっとして
信じている
この思っている、おまえ
手応えも、手触りもない
何にもないのに
おまえを、信じている
そんな気がする
でも、何でもないよ
いや、おまえは
何にもないかも知れない
そんなおまえは
ただ、あるゆるすべてを
信じない…
