とは、自覚している
体温調節機能か
冬は、子どもの頃から
ずいぶん、苦手だったけど
最近、特にだ
脚が悪いせいもある
直ぐ痺れるし
脚の痛みには
つくずく、沁みる
寒さがね
手指も、凍る
身体中、寒さが痛い
でも、それって
秋が深まると、いきなり
結構寒いよね
晩秋の朝晩は
つくつぐ、沁みる
寒さが、痛い
沁みる、痛み
そんなんで、真冬は
やっと、生きている
凍えて、痛みは痺れて
痺れた痛みで
身体もごころも
また、凍える
息も絶え絶えに、凍えている
そんな風で、何とか
辿り着いた春は
朝晩が、まだ寒い
寒さは、まだ痛い
沁みる痛み
おまえのいまどき
春は、痛みが沁みる
そんな寒さ
そして…そうだな
晩春ともなると
朝晩は、冷えて痛いけど
昼日中ともなると
暑い、茹だる暑さだ
そのまんま、梅雨
何もかも、腐敗する
日差しが戻れば
茹だって、溶け出して
やがて、どろどろ
すべてが、どろどろ
意識迄、腐敗する
その腐敗した、どろどろは
やがて、真夏の日差しに
灼かれ始める
灼かれ尽くす
腐臭を放ちながら
干からびている
おまえのいのちごと
衰えたんだろうな
いのちごと
凍えて、凍結
灼かれて、干からびる
その繰り返しだ
春夏秋冬、ずっと
もちろん、探している
暑さ寒さじゃなくて
暖かいとか、涼しいとか
今年、また探す
見つからなくても
探す