派遣販売の彼女
社食とは、言え
ごはんを、食べていて
お箸から、ぼろって
それも、何度も何度も
一応、おまえも
少し歳上の異性
雇用先の担当者で
しかも、知り合ったばかり
そして、うら若い
それも、百貨店の販売員だ
見た目も、気にする仕事
それで、目の前で
ぼろっ、ぼろって
話し方とか、しっかりしてるけど
彼女からすれば、緊張する相手
そう言うのを、凄く意識する
そんな、ナイーブなタイプ
そうなのかな、とは思った
でも、かなりな違和感
その時に、それは感じた
それは、直ぐ現実になった
入って、ひと月も経っていない
売り場から、電話が掛かって来た
バックヤードで
突然切れたらしい
興奮して、手がつけらない
売り場主任が、注意すると
更に、激昂
その辺のものを、ぶん投げて
職場放棄したと言う
沿線の都内の乗り換え駅から
派遣元の会社担当者に
おまえのことだけど
連絡したら
飛び込んでやると
電話が、掛かって来たと言う
もちろん、主任も
手の打ちようがないから
自分に、連絡して来た
はあ〜〜〜⁉️
それ迄は、会っても
週1、2回、基本売り場だけ
ハキハキは、してるけど
にこやかでもあって
まあ、すらっとした
目を引く美人でもある
言葉は、敬語で丁寧
なんの問題もなかった
確かに、売り子としては
おばさん相手だから
正直、厳しい
売り場のお姐さまたちにも
まあ、見た目で
かなり妬まれそうではある
その辺は、嫌な予感がした
若い美人に厳しい
お姐さまたちと
何度か、揉めていたらしい
普段は、大人しいのに
突然、切れるのだと言う
切れると、興奮して
言葉も、荒くなる
手に負えない
そんな雰囲気は、あったらしい
お姐さまたちも、遠巻き
でも、内心はむかむか
で、バックヤード
売り言葉に、買い言葉
挙句、怒鳴り散らす
お姐様を、守ろうとする主任
まあ、当たり前だよね
いくら若い美人とは言え
入ったばかりの新人
それが、売り場の功労者
そんなお姐さまに、毒づいてる
それは、お姐さまを守る
ただ、彼女は
自分だけが、悪者にされた
そう感じたんだろう
パワハラなど、言葉もない
そんな時代に
職場の先輩は、絶対
そこに、切れ口上
注意されるのは、仕方がない
それも、そんな
厳しい注意じゃなかったらしい
それなのに、物をぶん投げて
捨て台詞で、飛び出して行った
一応、売り場だけで
納めるつもりで
戻って来るか、電話が来るか
しばらく、待っていたら
ちょっと、言い合って
飛び込んでやる発言💦
いやあ、なんだこれっ😱🙀🙀
to be continued