世界中には、それぞれ
人々の祈りが
あったりする
ユーラシアでも
アフリカ大陸でも
アメリカ大陸でも
オセアニアでも
例えば、大陸は違っても
ピラミッドには
夏至の日差しを
引き入れて
特別に崇める
そんな仕組みが
あったりする
いや、様々な地域の
巨石などの人工物には
夏至に対する
崇拝があったりするのかも
古代の人たちは
天体の運行を
人工物で測って
季節を知り
生命の盛衰を測って
それぞれの季節に
意味付けをしたのかな
終わりは、始まりで
やがて、生命の復活
生命が萌えて、燃えて
燃え尽きれば
次の生命の種を実らせて
永い眠りにつく
その一年の巡りで
最も日が長く
生命が燃え盛る
そんな夏至
その長い一日は
生命を育み
やがて、盛らせている
太陽の光
思いっ切り、浴びる
その光の中に
いのちを、溶け込ませる
そんな共通の祈り
それが、ひとにはあって
地球上のどこであろうと
それをしていた
そんな風だろうか…