見出し画像

日記、日々の想い 

朝、開けっ放しだった雨戸…

明るい
もう、明けているんだな
この2階の和室の
雨戸を、
閉め忘れた


磨いていない
ガラス戸の向こうから
朝の光
薄曇りのようだ
そう言えば、


昨日、朝の景色を、
撮ろうとした

半分、ガラス戸で
そのままに
おんなじ一日が、
何となく
過ぎて行って
戻った、真夜中
気付かずに、
一人の寝床


いつからか、
ひとり寝に、
なった
思春期の実家では、
家族に閉ざした
部屋に、ひとり
それが、
狭い公団では、
隣りに、いつも、
妻の温もり
やがて、
子どもが、ひとり
温もりが、
増した、二人の間


広くなった
マンションの寝室では、
子どもが、ふたり
二人の間に
もの凄く、あったかい


やがて、この家
子どもたちは、
やっぱり、
二人の間に
あったかい、
とっても


それが、
子ども部屋に行って、
また、二人
何だか、少し寒い
だったけど、


ひゃっ!
妻の叫び
小さい
なぁーんだ
しろ
この二階の和室
上がってきてしまって
鼻をねじ込んで、
重い襖戸の隙間
ぐいぐい、
開けてしまった!
隣りに寝ていた妻の、
鼻先を、舐めていた
一人だけのリビングの、
真っ暗な夜
寂しかったんだね


色々あって、
この部屋
だんだんと、
明るさが、増す
ただ、今は、
また、ひとり
思春期の頃のように









名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日々のうた」カテゴリーもっと見る