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日記、日々の想い 

他人波には、他人の刺激

これは、嘘だな
特に、人見知りを拗らせ
引きこもりに落ちた思春期
例えば、学校は
首都圏の地方都市では
大概、巨大だった
もちろん、一学年で
数百人な訳だが
それでも、他人波には
どうしても、ならない
同じ学校の生徒だから
結局、他人にはならない
他人には、なれない
おまえの感覚は
そんな感じだった
しっかりとした壁
作りたいけど、作れない
お互い様の同級生
しかとには、白い目
だから、他人波にはなれない
生徒が、大勢集まっても
それは、ただの人波
中途半端な関わり
気づまり、気まずい
そんな気持ちに落ちて
人波に揉みしだかれた
でも、やがて
通学電車に乗った
そんな歳になったから
括られていない
そんな人々で、混み合う
歩き出して、他人波
誰しもが、他人で
誰しもから、おまえは
ただの他人だった
きっと、それが良かった
括られて、気づまり
気まずいこころ
そこから、解き放たれた
きっと、錯覚だけど
括られていない
いや、本当は
括られているんだろうけど
括られていない
そう錯覚出来た
揉まれていても
他人波は
気づまらない、軽い刺激
多分、本当は
人波から、溢れるのも怖い
人波に、揉まれてもいたい
そんなおまえには
他人波が良かった
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