朝、目覚めた
でも、もっと
早く、起こされる
時も、ある
揺れている
真っ暗な闇
大地は
もの凄く大っきくて
この真っ暗な闇
宇宙が
飲み込もうと
降り掛かって来る
不安、その時々
背中を
しっかりと
包み込むように
支えてくれる
そんな風に
思えているけど
時々に
揺すぶられる
ふと
はっと
でも
あの日は
そんなんじゃなかった
忙しく働く
明るい
昼間で
ふと
いや、しかし
止めどなく
この大地も
宇宙に浮かぶ
小さな生き物で
呼吸をして
止めることは
出来ない
自分と同じ
仲間
支え合って
生きているだけ
そんな風に
思い知らされた
だから、きっと
支えられているだけ
ではいけない
もっと、
いつくしまなければ
いけない
そんな風に
思わされた
あの時
この月も
もう少しで
終わって
巡っていく